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ウルside
午前3時を過ぎ、マックはいつにも増して眠たそう。
そんな雰囲気を悟ってか、今日はジャッキーやアーセナルまで
残って、一緒に話をしてくれている。
お供に、ジャッキーの入れてくれたホットミルクを添えて。
「 __ ここと、ここに監視カメラがあって、死角になるとすれば
この辺やと思う。こっから、アーセのリボルバーでカメラ
撃ち抜けたりできへんかなぁ 」
紫「 そんなん余裕や、どうってことない 」
赤「 何でお前が答えんねん 」
“ お前の力信じとるからや！ "なんて熱くなりだした
ジャッキーを他所に、目がとろんとしてきたマックは
そのうち寝落ちしそう。
さっきから、ちょっとずつわたしに寄り添うようにして
体重を預けているけど、これは確信犯か否か。
紫「 なんや、珍しくマックがウルにべったりやん 」
「 ふふ、なんか滅多にないからニヤける 」
赤「 きっしょ 」
「 妬かんでもええよ、アーセ。一緒に寝る？ 」
黒「 お前、堂々と他の男に乗り換えんなよ 」
「 いやぁ、モテる女は辛いんやなぁ 」
そう発言すれば、しんと静まり返ったフロア。
数秒の沈黙の後に、"寝るわ"とだけ残し自室へと戻って行った
2人を止める術もなく、黙って見送る。
結局、最後は私たちだけになるんやなぁ。
眠たそうなマックもボーッと2人の背を見つめていた。
「 さっきの、ジョニーとガムやったら優しく返してくれてたで 」
黒「 そら、あいつら優しいからな 」
静かになったフロアに、キーボードの音だけが響く。
残るは事務作業だけで、マックはもうやる事はない。
黙って横で絵本を読み出したけど、うとうとして眠そう。
「 マック、残りはやっとくから自分の部屋帰って寝なあかんで 」
黒「 終わるまで待つし 」
「 大丈夫やって。気持ちだけ受け取っとくな ? 」
黒「 何やねん、そんな部屋帰らせたいか。
俺と2人きりとかレアやのに、ええの自分 ? 」
なんて、ニヒルな笑みを浮かべながら、長い前髪の向こうで
私を試すような目で見てくるマックに、不覚にもドキッと
したのは内緒のお話で。
平然を装って振る舞う。
「 .. そんなに私と居たいならええけど ? 」
黒「 居たい。」
「 .. 心臓に悪いわぁ 」
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トカネ(プロフ) - yukipomさん» コメントありがとうございます！ご期待に添えるようなお話少し考えてみますね！ (2021年8月23日 19時) (
レス) id: 5feb08e874 (このIDを非表示/違反報告)
yukipom(プロフ) - いつも楽しみにしています！aceとの絡みが大好きで、イチャイチャしているようなシーンがあったら嬉しいな、と個人的に思っています...!!これからも応援しています！ (2021年8月22日 23時) (レス) id: d4b0b7f178 (このIDを非表示/違反報告)
たろ - 面白いです！続き楽しみにしています！ (2020年2月27日 23時) (レス) id: e553bc82f3 (このIDを非表示/違反報告)
トカネ(プロフ) - 美緒さん» ありがとうございます！コメントが力になります。頑張ります！ (2020年2月25日 23時) (レス) id: 031bb84857 (このIDを非表示/違反報告)
美緒(プロフ) - おもしろいです！更新楽しみにしてます！ (2020年2月19日 16時) (レス) id: c6da47857f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トカネ | 作成日時：2020年2月9日 1時
