47 ページ2
てつやSide
て「見てた?さっきの」
と「…まあな」
て「見てどう思った?」
と「どうって…」
としみつは俺の質問に対して困った表情をして俯いた。
て「好きなんだろ?Aのこと」
と「…」
て「わかってる。俺だって人妻に告白するのが良くないのも、
抱きしめるのもいけないのはわかってるよ」
と「俺はAがちゃんと離婚したら想いを伝えようと思ってた」
て「俺も最初はそう思ってた」
と「でも、さっきのAを見て思ったよ。Aは俺のことなんて見てないんだよ。
優しくて面白いてつやがAにはふさわしいんだよ」
て「…」
と「俺、もう行くわ。またな」
としみつは車に乗って帰っていった。
としみつに悪いことをしてしまった。
俺はいけないことに足を踏み入れてしまったんだと気付いた。
187人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
さな(プロフ) - みことさん» とても面白いだなんて…!こんな駄作を褒めていただけて光栄です!ありがとうございます! (2018年2月6日 9時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
さな(プロフ) - まちゅさん» ありがとうございます!楽しんで読んでいただけるよう頑張りますのでよろしくお願いします;) (2018年2月6日 9時) (レス) id: d3d9450edc (このIDを非表示/違反報告)
みこと(プロフ) - とても面白い作品です!これからも楽しみにしています! (2018年2月5日 22時) (レス) id: e05cb40cc5 (このIDを非表示/違反報告)
まちゅ(プロフ) - 続編おめでとうございます!これからも楽しみにしてます! (2018年2月5日 21時) (レス) id: 39523af4f0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:さな | 作成日時:2018年2月5日 20時