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てつやside
「いらっしゃい、上がって上がっ、て＿？」
第一印象、でかい。りょうがデレデレするタイプなら、てっきり可愛いロリ系なのかなあと思っていたので、なんというか、予想が大きく外れた。
りょうの隣に立つ彼女はそれこそ可愛いけどどっちかっていうと、大人っぽい？クールビューティー系の女の人。あと、身長が大きい。りょうの隣だからまだ小さく見えるけど、俺と同じくらいじゃないの…？
タイトスカートからすらっと伸びる脚に目がいって、慌てて目を逸らした。
「あ、リビングこっち！皆いるからりょう紹介したげて、」
「OK。A、こっち、」
突然、Aちゃんの護衛みたいに後ろを歩いていたりょうに耳打ちされる。
てつや、あとでシバきな。
意味を理解した瞬間、体がガクガクと震えて冷や汗が止まらなくなった。
脚見たの、バレてる。りょう、めちゃくちゃこええ…。
未だに震える体をさすりながらリビングに入ると、既にAちゃんが親戚の集まりに来た新妻のようになっていた。
「めちゃくちゃスタイルいいやん、脚長すぎだげ！」
「バカ、としみつそれはセクハラ。今時の女の子はデリケートなんだから…」
『あ、いえ、大丈夫…』
「そんな遠慮せんで、お菓子食べる？」
「てつやんちのお菓子なんて消費期限切れすぎだら」
「おーい」
「あ、てっちゃんやっと来た〜」
『あの、わたし…』
「……もう、みんな、煩い！！」
わいわいがやがやと騒ぎ立てるメンバーに、りょうが我慢の限界というように叫んだ。
「A見てみ、縮こまっとるげ！そりゃこんな大人数の初対面の男に囲まれたら怖いわ！」
見ると、Aちゃんはりょうの背中に隠れるように1歩引いて正座していた。
確かに、とメンバーが一瞬でしーんとなる。
「ごめんな、怖かったな。そんな奥おらんとこっちきな？」
ゆめまるが穏やかに話しかけると、Aちゃんは少し緊張がとれたように1歩前に出て足を崩した。すごい、流石彼女持ち…。
『…はじめまして、Aといいます。りょうくんの彼女、です。あのこれお菓子、持ってきたので皆さんでどうぞ…？』
Aちゃんはケーキの箱を差し出してにっこりと笑った。
あれ、笑うと眉が下がって意外と幼い感じの顔になる。可愛い女の子、だ。
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杉猫(プロフ) - リク話ありがとうございます！もこ坂可愛い｡ﾟ(ﾟ´▽`ﾟ)ﾟ｡消しゴムの顔が思い浮かぶくらい可愛いお話ありがとうございました！ (2019年6月12日 18時) (
レス) id: 04ecf5769a (このIDを非表示/違反報告)
ハクビ(プロフ) - Mai Yさん» リクエストありがとうございます！がんばります！ (2019年6月8日 19時) (レス) id: 17afb1acf0 (このIDを非表示/違反報告)
Mai Y(プロフ) - トミーのヤキモチをリクエストしたいです！ (2019年6月7日 21時) (レス) id: bc7e167811 (このIDを非表示/違反報告)
ハクビ(プロフ) - 桃さん» リクエストありがとうございます！エイジくん初挑戦、がんばってみます！ (2019年6月5日 20時) (レス) id: 17afb1acf0 (このIDを非表示/違反報告)
かのい(プロフ) - リクエストお答えありがとうございます！めちゃくちゃ良くてキュンキュンしました！これからも更新頑張ってください！ (2019年6月5日 17時) (レス) id: 1702f55027 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハクビ | 作成日時：2019年5月21日 19時
