いつもと一緒 ページ2
いつも通りに朝が来て
私はいつも通り、うるさい目覚まし時計に6時で起こされた。
着替えて顔を洗い、食卓につく。こんなのいつもしてることじゃん。
「お父さん〜、おはよう...。」
父「おはよう。早く食べて。」
私はサラリーマンの父と2人で、狭いアパートで暮らしている。
母は...。
3年前に事故で亡くなっている。
そんな悲しみの中、大好きなYouTuber、ワタナベマホトの動画で、「東海オンエア」という人達を知る。
朝食のオレンジ色の焼いた鮭。てつや...。
父の黄色のエプロン。しばゆー...。
母が選んだ、青色の茶碗とコップ。りょう...。
夕食の残りの緑色のサラダのレタスやブロッコリー。としみつ...。
小さな、ピンク色の時計。ゆめまる...。
美味しい、茶色の温かいお味噌汁と、茶碗。虫眼鏡...。
すっかり、私の目に見える6色は彼らを思わせるという程に、東海オンエアを好きになっていた。
「ごちそうさまでした。」
私は食べ終わった後の食器を片付け、自分の小さな机の引き出しを開ける。すると、写真の彼が笑っている。緑の彼。
(としみつ...。)
彼の笑顔が頭から離れない。歌声なんて一生聞いていられる。
気づけば私は彼に夢中だった。
ああ、学校行かなきゃ。
「行ってきま〜す」
父「気を付けてね。」
なんで今日もいつもと同じなの?どうして?
どうしていつも鳥がさえずるの?
どうしていつも駅に行って
電車に乗って
学校に行くんだろう?
カタンカタン...。同じように揺れる電車で私は、彼らの動画を見る。約20分間。
「やぁどうも、東海オンエアの...。」
なんて落ち着く声。
〈次は〜○○〜、○○〜...。〉
学校なんて行きたくない。友達なんていらない。
私には彼らがいればいい!
何か、いつもと違う事があって欲しい。
___________________________________________
続きます!
なんか美女と野獣の朝の風景みたいになりました
もう何話かあけてようやく東海オンエア出てきます!すみません、楽しみにしてて下さい(笑)
ではまたいつかお会いしましょう〜♪
(作者︰シンデレラ)
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、 - まずルールをちゃんと理解してから作品を作るようにして下さい (2018年8月3日 8時) (レス) id: c5f9d2223f (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外されないなら違反作品として違反報告します (2018年8月3日 8時) (レス) id: c5f9d2223f (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグちゃんと外しましょう。違反行為です (2018年7月30日 12時) (レス) id: 0caca76705 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シンデレラ | 作成日時:2018年7月30日 10時