ON AIR 12 ページ13
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と 「よう。」
「おじゃまします ...」
と 「いや、自分の家やん(笑)おかえり。」
あれ、普通 ... ?
「ただいま !」
と 「ココア飲む?」
「うん!」
もっと深刻な感じなのかなと思った。
とし は 至って普通で。笑顔だった
「あの、とし ... ?」
と 「ん?」
「その、な、なんとも思わないの?」
と 「んー。」
暫く考え込む とし 。
と 「俺はさ Aのこと女の子として見たことないねんか。」
「うん」
多分ずっと考えてたことを一生懸命伝えてくれる。
と 「だから本当のこと言うと Aに告白されて 俺もってはならなかった。俺の中で1番距離の近い女の子だとは思うけど恋人ってなると違う。そういう風に見れない。...だから ごめん。」
何故か悲しくは無かった。すっきりした気分。
「そっか。ありがとうね!!その代わりに とし に彼女が出来たら面接するから。」
と 「そこまでかよ(笑)」
「大好きだよ。友達として。」
と 「俺も。大好きだ」
涙は出ない。流さない。としの目に映る自分は笑顔の方がいい。
「またここに住んでいい?」
と 「当たり前がや。いくらでも住め」
「じゃあばばあになっても住むわ」
と 「それは辞めて。」
良かった。望む形にはなれなかったけど
バラバラになるより全然いい。
自分の部屋に戻って 携帯をみると てつや からの着信 。
心配してくれてるのかな 。
てつや。私振られちゃったよ。
初恋は実らないって言うけど本当だったんだね。
でも今日の夜はぐっすり眠れそう。
と 「A〜?」
「はーい?」
と 「晩飯何がいい?」
「カレー」
と 「おっけ」
としを見送って てつやに 電話を掛ける。
て 「おう。どうやった?」
「振られちゃった 。でもね、普通に友達できそうだから 大丈夫だよ」
て 「本当か?」
んなわけないじゃん。普通に出来るわけないじゃん。一緒に居たらもっと好きになる。に決まってる。
「てつ...」
ダメだ泣いちゃう。としが戻ってくるのに
て 「夜 どっかいこうぜ」
「え?」
突然のお誘い。
て 「ドライブしようぜ」
「... うん !」
て 「行きたいとこ決めとけ。じゃあな!」
いきなりすぎて涙が引っ込んだ ... (
でもそれがてつやの優しさ 。
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ぽぽ(プロフ) - まあこさん» その先は3人に任せてるのでお楽しみにしててください^^*ありがとうございます!これからもお願いしますね^^* (2018年2月17日 22時) (レス) id: 9e6509493e (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - いつつさん» わあ(泣)本当に嬉しいお言葉ありがとうございます!!頑張りますのでこれからもお願いします^^* (2018年2月17日 22時) (レス) id: 9e6509493e (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - ゆめこさん» ありがとうございます!励みになります!頑張ります(*⌒▽⌒*) (2018年2月17日 22時) (レス) id: 9e6509493e (このIDを非表示/違反報告)
まあこ(プロフ) - としみつ落ちになればいいなと思って毎日見てます(^^)これからも頑張って下さい!応援しています(^^) (2018年2月17日 21時) (レス) id: 035f318b88 (このIDを非表示/違反報告)
ぽぽ(プロフ) - ぽてとさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます ! 亀更新ですがこれから宜しくお願いします! (2018年1月15日 11時) (レス) id: a67a356de7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2017年10月2日 13時