57話 ページ7
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「もう部活終わりやもんで、自主練する奴は程々にしいや。解散。」
「「「した!!!」」」
自分よ…今日も過労働お疲れ様…←←
はよ部室(ちゃんと女子用のです←)行って着替えて帰ろ←
今日の晩御飯はなんやろか…!!
さては…ハンバーグ!?!(自分が食べたいだけ←)
あかん頬が緩んでまうわ←
あれ…?なんでうちの部室の前に由紀先輩おんねんやろか…
『由紀せn…』
「由紀?わざわざここまで来てくれたんか。校門で待っとってくれたらええのに」
「ええねん!気にせんといて!私が来たかっただけや!!」
由紀先輩だけやと思たらまさかの信ちゃんもおるんかい…!!
しかもこんな場面で会うとか最悪やん…着替えに行けれんし、なによりも好きな人が彼女とおるとことか見たいわ…
「寒いやろ。俺のジャージ着とき。まだ使ってへんから。」
「お、おおきに…!!」
前までは女子で私くらいしか着やんかったのに今じゃ私以外の人が着てまうんやな…。
あかん…なんか泣きそうや。
「…何しとるん?」
後ろから声をかけられた。
『しー!今北さんと由紀先輩がイチャコラしとんねん』
あ、ちゃんと小声ですよ←
「ほーん。 で、Aはなんでそんな泣きそおなん。」
え、外暗いのに何で気付かれたんや…?
涙出とったんならまだしも…
「…泣きそおちゃうし」
『素直やないなあ。Aをどれくらい見て来とったとおもてんねん。泣きそおなくらい分かるわ!泣きたい時は泣きい。』
ほんま心が弱っとる時にこんな優しくされるの苦手なんやよなあ。頼りたなってくる。
『!?ちょ、侑!?』
侑が抱きしめてきた…?!
「黙って泣いときいや。」
『…ッ…』
ほらみた。こないして優しされると涙脆なんねん。
あー。私ってほんま弱い。どないしたら信ちゃんみたいな大人になれるんやろ。
それからちょっとして私が泣き止んだのが分かった侑は私を引き離した。
「……北さんの事好きなんか。」
『……おん。』
今は侑になら好きな人バレてもええって思った。
こんなこと誰にも言ったことないねんけど。
「信介は寒ない?」
「俺はええよ。」
「あかん!せやったら、ポケットに手…入れる?」
「ん。暖かいわ。」
『ちょ、侑…!やばい!北さんら来た!隠れやn…』
次の瞬間侑はキス…をしようとした。
いわゆる寸止め。
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はう - うぅ、更新しないのかな?とにかくこの小説好きすぎる、、頑張ってくださいまし! (2022年11月23日 0時) (レス) @page10 id: b50d18fce3 (このIDを非表示/違反報告)
- みるくてぃ -(プロフ) - ユイさん» ありがとうございます(泣)更新頑張ります!受験生なので多少遅くなってしまうかもしれませんが...泣 そんなあなたが好きです(((((殴これからも宜しくお願い致します! (2020年9月19日 9時) (レス) id: ea74221cd4 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - この小説神すぎて神超えました(?)更新めっちゃ応援してます!!続きが気になりすぎてまた夜しか眠れない日々がつずいてしまう...()兎に角超好きです!一生ついて行きます() (2020年9月6日 21時) (レス) id: 1e06d15f31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:- みるくてぃ - | 作成日時:2020年9月1日 0時