私のご近所さんはお節介です！！【北信介】

５６話 ページ6

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『ナイスキー！』


『ナイッサー！』


『治！！よそ見するな！！』


『角名！今のスパイクめっちゃいいで！！』


『侑！サーブの腕落ちとる！！サーブ練し！』







「俺じゃなくてAが監督に見えてきたわ…」


『監督！！何言ってるんですか！！私はまだまだ監督には敵いません！』





「「「(お前は将来監督になる気か！！)」」」





んー…やっぱ侑のサーブの腕落ちとる気するわ！！


高確率でネットにひかかるし、サーブの打点も低い…

威力もないし。





『侑。どないしたん？今日調子悪いやん』



「……Aが…」



『私が？』



「北さんばっか見とってめっちゃ悔しいんや！！俺のバレーやって見て欲しいのに！！！」




いや、理由がしょーもな！！！！

確かにトータルで言えば信ちゃんをよー見とるかも知れんけどちゃんと侑のこと見とるわ！



『確かにそーかもしれんけど見とる！！じゃないと不調子なの気付かへんやろ！！』




「…！！！せやな…！！」





「「「(めっちゃ単純やん)」」」




『やから頑張りい』



「じゃあ…ちゅーしてや！！」




ちゅー…CHU…




『な、何言っとるん！？アホなん！？』



「そ、そうやぞ！侑！A困っとるやろ！」



「流石にそれはやりすぎじゃない？」



「ツム。アホなん？」




アラン先輩に角名に治…正にその通りです。

今日の侑はおかしい。




って！！侑さん！？なんかドンドンと近づいてくるんやけど！？！


あっやばい…！！これキスされる…！！！








『…あれ？』




目開けて前見たら信ちゃんが私たちの間に手を伸ばしてた。




「…北さん！！何するんですか！！」




「宮野が嫌がっとるやろ。やめたり。」




なんでこうも信ちゃんは小さい時から守ってくれるんやろ。
今は彼女おるんやから私じゃなくて由紀先輩だけを守るようにせなあかんのに…




『…"北さん"。もうそうやって私を守るのはやめてください。彼女さんだけにしてくださいね』




「…わかった。口出ししてすまんな。侑も。」



「い、いえ！！」





あー…やっぱ好きな人を送り出すのは辛いなあ。

本当は私だったらいいのにって思ってしまう私は性悪なのかもしれない。。




━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━グダグダ過ぎて自分でも嫌になりました泣

全然納得がいかない…

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