分かりやすい人。 ページ10
シルクside
今日も朝から同じように葉月を待って一緒に登校する。朝からキラッキラな笑顔しやがって。
昨日の今日だからか、俺は少しでも登校する時間を長く取りたいとか思ってコンビニに誘った。
コンビニに行っても相変わらず謙虚なあいつを無理に奢って学校へ向かう。
俺らで教室に入るとあいつらはいつもニヤニヤしやがる。
授業を終えて昼飯の時間。
マサイ、ペケ、ンダホは昼飯のためにじゃんけんをして購買に行ったが俺らはザカの語りを聞いていた。
楽しく笑ってたのに俺の顔は一瞬で真顔になった。
どこの奴だか知らねーやつが、葉月を呼び出した。
ダ:おーい！シルクー！
顔こえーよ！笑
シ:え？笑
あぁ！わりぃ！笑
ダーマに声を掛けられて我に帰ったが納得いかねー。
ザ:それでね！
シ:おん。
ザカオには悪ぃけど、全然話が入って来なかった。
暫くするとダホ達が帰ってきた。
ぺ:ダホ買いすぎ！
マ:まじで、金なくなるわ！笑
ン:あれ？葉月は？
シ:あ？
モ:おいっ！笑
ダホは、あっ。っていう顔をして、一瞬、場が凍りついた。
こいつらにはほんと隠し事出来ねーし、今の俺のイライラもバレバレ。
こいつらだから隠す事なんてしねぇんだけど。
マ:飯食おーぜ！
マサイは空気を変えようと、飯へと話しを逸らした。
シ:俺、食欲ねーわ。
すぐ戻る。
俺はこの空気に申し訳なさを感じ教室を出る。
宛なんかねーけど。
〜教室〜
ダ:なんかあいつもよりイラついてね？
ザ:それ思った！
モ:昨日普通に帰ったよね？
マ:じゃねーの？なぁ。
ぺ:うん。普通に帰ってったはず。
ン:うーん。ちょっと心配。
〜〜〜〜〜〜
俺はあいつらの心配なんかよそに、便所に行ったり下に降りたりフラフラした。
シ:俺落ち着きなさすぎんだろ…笑
フラフラ校内を歩いてるうちに中庭に葉月の姿を見つけた。そのまま通り過ぎる事なんて今の俺には出来なくて、腕を組んだまま手すりに身体を預けた。
相手のやつは面下げて右手を出している。
シ:あいつ…。
葉月は相手に向かってなんか言うとこっちに歩いて来た。
シ:おーい。
あ:え！？シルク！？
なんでそんな所にいんのよ！笑
シ:あ？便所行ったらお前見えたから。
あ:トイレ行くのにそこ通らないんですけどー。
シ:おん。並んでた。
何、訳の分からねー事言ってんだか。俺は。
あ:何でも良いけど、そっち行くから待ってて！
シ:おん。
中庭の奴は俺を見上げて睨んだ。
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TOMATO(プロフ) - ウオタミさん» 誤字脱字が多いと思うので、何話のどの辺。という風に教えて頂けたら、すぐ見つけてすぐ直しますので、よろしくお願いします！ (2018年6月25日 23時) (
レス) id: 492a649f6d (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - ウオタミさん» 皆の放課後の初め辺りですか？シ:って表示になってるはずですが。 (2018年6月25日 23時) (レス) id: 492a649f6d (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ(プロフ) - あ？おまえ…ってとこシルクの言葉じゃないんですか？笑 (2018年6月24日 18時) (レス) id: f869ca7914 (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - 空さん» そんな事言っていただけるなんて嬉しすぎて(泣) (2018年5月3日 0時) (レス) id: bddb6e6294 (このIDを非表示/違反報告)
空 - いつでも待ってますので続けてほしいです、めちゃくちゃこの小説すきなので！ (2018年5月2日 13時) (レス) id: 5ee46510a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TOMATO | 作成日時：2018年4月10日 12時
