戸惑い。 ページ46
シルクside
学校の帰り道。いつものメンバーで遊ぶ約束をした。葉月を覗いて。
理由。そんなもん分かりきっている事で。
あいつはあれから俺に話しかけて来なくなり、俺の事を無視し続けた。
いきなりで着いていけねぇし。こんな呆気ない関係だったのかと、ずっと頭を悩ませた。
他のメンバーなら話すらしく、モトキが帰りに俺のいない教室で葉月を誘った。
〜〜〜〜〜〜
モ:葉月さぁ、今日公園行くんだけど、どう？
あ:あ、ごめん！あたし今日はパス！
モ:…今日変じゃない？大丈夫？具合でも悪いの？
あ:ううん！ほんとに何でもないの！
モ:俺にはそうに見えないんだよねぇ…。
あ:ほんとに。ごめん。
じゃぁ！またねモトキ！
葉月はそのまま教室を出た。
〜〜〜〜〜〜
いつもより静かな帰り道。
みんなで公園に寄って俺とダホでブランコに乗り、他の奴らは目の前の安全柵に座った。
モ:あいつ嘘つくの下手だよ。
シ:あ？
モ:絶対何かあった。
マ:俺もそう思うな。
ン:確かに、今までシルクと喧嘩したって言い合いだし、無視なんてなかったもん。
確かに。
よく喧嘩はした。成長するにつれて少なくなったものの、無視は今まで一切なかった。
ダ:非通知の件が絡んでんじゃね？
ザ:そうだね。
ぺ:うん。俺らの知らないところで何かされてるとか。
シ:何かってなんだよ。
ぺ:ストーカーとか。
シ:あいつ何も言ってなかったんだよ。
何かあったらすぐ言えよって言ったのによ。
モ:シルクと話せない何かがあるんだって！
絶対そう！
それ以外考えられないよ！
シ:でも、俺にはどうにも出来ねぇ。
ン:シルク…。
ぺ:とりあえず、明日様子見てみねぇ？
ダ:無理に話しかけても逆効果かもしれねぇし。
ザ:そうだよ！シルク！
シルクが葉月信じないでどうすんだよ！
モ:賛成。明日、全員で様子見。
マ:おん。それがいい。
ン:うんうん。シルク、それでいいよね？
また明日、様子変わるかもしれないよっ！
シ:おん。
確かにザカオの言う通りではある。
だけど、こんな弱かったっけな。俺。
今日は暴れる気力なんか出なくて、話したあと、解散した。
この道こんなに長かったっけな。
家の前に着いたが…。2件先…。
今俺が行ったところで逆効果だろう。
ガチャｯ
シ:ただいま。
シ母:おかえり。あんた自分の服位自分で持ってきなさい。
シ:あいつ来たのか！？なんか言ってた！？
シ母:え？特に？
シ:そうか。
シ母:変な子。
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TOMATO(プロフ) - ウオタミさん» 誤字脱字が多いと思うので、何話のどの辺。という風に教えて頂けたら、すぐ見つけてすぐ直しますので、よろしくお願いします！ (2018年6月25日 23時) (
レス) id: 492a649f6d (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - ウオタミさん» 皆の放課後の初め辺りですか？シ:って表示になってるはずですが。 (2018年6月25日 23時) (レス) id: 492a649f6d (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ(プロフ) - あ？おまえ…ってとこシルクの言葉じゃないんですか？笑 (2018年6月24日 18時) (レス) id: f869ca7914 (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - 空さん» そんな事言っていただけるなんて嬉しすぎて(泣) (2018年5月3日 0時) (レス) id: bddb6e6294 (このIDを非表示/違反報告)
空 - いつでも待ってますので続けてほしいです、めちゃくちゃこの小説すきなので！ (2018年5月2日 13時) (レス) id: 5ee46510a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TOMATO | 作成日時：2018年4月10日 12時
