帰り道。 ページ13
〜シルク、葉月〜
あんな手紙来たらこいつから目離せなくなんだろ。
ふざけた事しやがって。
どこのどいつだよ。
今日のアイツか？
思い当たる節はそいつしかいねぇ。
明日、行って問いただして見るか。
あ:…ねぇ！シルクってばぁ！
シ:あ？
あ:何？そんなに怖い顔して…。
シ:わりぃ！
ちょっと考え事してた…。
笑って答えたがあいつは細い目で俺を見る。
あ:ふーん。ま、良いけどあんまり考え過ぎても
疲れるよっ！
いや、お前の事だからこんなに考え過ぎてんだよ。笑
シ:おん！それもそうだなっ！
で？なんの話しだっけ？
あ:あ！そうそう！
なんかね、さっき、公園で遊んでた時にね、
猫いたんだよ！
少し遠くってあんまりハッキリ分からなかっ
たんだけど…。
その距離でもわかる目付きの悪さだったの！
名前、シルクにした。笑
シ:なんでだよ！笑
笑顔で話す葉月とは裏腹に怒りと不安でいっぱいな俺。
余裕ねぇなぁ。
なんて考えてると家に着いた。
あ:じゃ、また明日ねっ！
シ:おぅ！明日な！
別れを告げて歩き出すあいつの背中にもう一度声をかけた。
シ:なぁ！やっぱり家まで行くわ。
あ:え？笑
すぐそこなんだけどっ。笑
シ:良いから。
あ:そぅ？
ありがとう。
2人で少しだけ話して葉月の家に着く。
あ:じゃぁ、今度こそ、また明日ねっ！
シ:おう！
お前なんかあったら直ぐ俺に連絡しろよ。
あ:え？何かって何？笑
今日シルク変だよ？
大丈夫？
シ:んぁ？何もねーよ。笑
じゃーな！
逃げるように来た道を戻る。
シ:なんか変か。
それは言えてる。
ガチャッ
シ:ただいまー…。
シ母:おかえりー！
洗面所から覗く母親は俺の異変にすぐ気づく。
シ母:あんたなんかあった？
そんな難しい顔して。
葉月ちゃんと喧嘩？笑
シ:そんなんじゃねーわ！笑
シ母:あら、そっ！
いじめないでよねぇ。
来てくれなくなっちゃったらお母さん泣い
ちゃう。
シ:なんで、俺があいつ虐めんだよ！
あほらしい会話をして俺は2階に上がる。
シ母:ご飯なったら降りてきてよー！
シ:おん。
短い返事をして部屋に入りベッドに倒れる。
シ:まじで誰だよ。
何なんだよ、クソだせぇな。
あいつにフられた腹いせか？
イライラも不安も収まらずマサイに電話をした。
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TOMATO(プロフ) - ウオタミさん» 誤字脱字が多いと思うので、何話のどの辺。という風に教えて頂けたら、すぐ見つけてすぐ直しますので、よろしくお願いします！ (2018年6月25日 23時) (
レス) id: 492a649f6d (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - ウオタミさん» 皆の放課後の初め辺りですか？シ:って表示になってるはずですが。 (2018年6月25日 23時) (レス) id: 492a649f6d (このIDを非表示/違反報告)
ウオタミ(プロフ) - あ？おまえ…ってとこシルクの言葉じゃないんですか？笑 (2018年6月24日 18時) (レス) id: f869ca7914 (このIDを非表示/違反報告)
TOMATO(プロフ) - 空さん» そんな事言っていただけるなんて嬉しすぎて(泣) (2018年5月3日 0時) (レス) id: bddb6e6294 (このIDを非表示/違反報告)
空 - いつでも待ってますので続けてほしいです、めちゃくちゃこの小説すきなので！ (2018年5月2日 13時) (レス) id: 5ee46510a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：TOMATO | 作成日時：2018年4月10日 12時
