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第17話【花石薫】 ページ18

「一時間目は能力強化か。」



時間割の紙を片手に体育倉庫に向かう。
私は花石薫。体育科の教師だ。
と言ってもいつも厳しいと言われてばかりで…私は生徒達の為を思っているのにな…。



「あーやめようやめよう。今日の授業について考えなければ。」





ネガティブになるのは良くない。
ポジティブに考えよう。

私は今日の体育のことを考えながら体育倉庫の整理をしていた。




「今日は…一時間目から変更で三時間目に三年が体育だな。そして五時間目は二年で、一年は無しか。」




倉庫点検を終わらせ、体育倉庫に鍵をかける。
天気は…晴れだな。もし雨が降った場合は中でドッチボールでもいい。


そう考えながら校舎に入ると金髪の綺麗な外人がいた。
まぁ、外人といえばあの人しかいないだろうけど…。




「あ、Good morning!Ms.花石!」

「おはようございます、エレア先生。」




新米教師のエレア・ヘラスティーン先生。
外人なのだが、日本語が達者でいつも驚く。



「…確かもうそろそろ職員会議ですよね?」

「そうですね。…そういえば蟒蛇先生達見ましたか?」

「sorry!見てません!あ、でも、今さっき保健室の方から声がしたような…。」






保健室…まぁ、すぐに帰ってくるだろう。
職員会議に遅れるような先生じゃないしな。



「あ、おい、北原!」

「…え、なんですか。」




たまたまそこを通りかかった北原に声をかける。



「すまない、体育が三時間目に変わったと三年の各クラスに伝えといてくれ。」

「…分かりました。」




北原は急いで教室に戻って行った。
よしこれで各クラスまわらなくて済んだな。


私は職員会議が始めるため、職員室にもどった。

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透明少女(プロフ) - 森のくまさんさん» 繋げてくれてありがとうございます! (2017年6月18日 2時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)
森のくまさん(プロフ) - 透明少女さん» りょーかいです。私は続編の方トップで描かせていただきました! (2017年6月18日 2時) (レス) id: e6afc3116a (このIDを非表示/違反報告)
透明少女(プロフ) - 訂正終わりました! (2017年6月18日 1時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)
透明少女(プロフ) - 後、自分の話見直して少し違和感あったので訂正させてもらいます! (2017年6月18日 1時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)
透明少女(プロフ) - *蝶葉*さん» 今度から気を付けます…。 (2017年6月18日 1時) (レス) id: f62ecde1c9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:十色咲学園関係者 x他11人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2017年6月11日 10時

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