☆ ページ2
「話を戻しますね」
一期が切り出す。
「お二人は政府で出会ったのですか？」
「うん、そうだよ」
どうやら、質問にはしっかり答えてくれるようだ。一期は、質問攻めすることにした。
「なぜ知り合ったのですか？」
「……なにがきっかけでしたっけ？」
「さぁ。覚えていないな。というか、私たちになんでこんな質問してるんだ？ 結婚の報告にきた娘のカップルに質問攻めする親か」
「「は？」」
なんとまぁ具体的な例えだろうか。場が沈黙に包まれる。
「………」
「………」
「………」
「………ｺﾞﾎﾝｯ」
原因の長義が咳払いをひとつした。
完全にシラケたようだ。
「気を取り直して、私たちが知り合ったきっかけだったか？」
「何も無かったことにしようとしてるにゃ…」
「それは言わないお約束ですよ…」
「こらそこ」
長義の耳が少し赤らんでいた。
シラケたことに羞恥しているようだ。当然ながら、彼女も亜種とはいえ山姥切長義である。普通にプライドが高く、真面目な刀だ。
「きっかけですか…似たもの同士だったから、ではダメですか？」
「似たもの同士…なるほど」
保護者二人は何故か納得してしまった。この二人を見ていればどこかしら雰囲気やらなんやらが似ているような気がしたからだ。実際二人は性格的には似ているし、政府では除け者にされていた。
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MAKOTO@低浮上(プロフ) - 華音さん» はじめまして、コメントありがとうございます！そろそろこちらの方も連載再開しようかとプロットを立て直していますので、今暫くお待ちくださいませ！ (2023年1月17日 16時) (
レス) @page9 id: eb19b3bcad (このIDを非表示/違反報告)
華音(プロフ) - 初めまして、以前此方の作品「忌み子」シリーズを読ませて頂いておりまして、もう一度久しぶりに始めから読ませて頂きました♪凄く続きが気になっております( ´ ▽ ` )頑張って下さいませ(*^^*)応援しております☆ (2023年1月10日 20時) (レス) @page9 id: 85eea2d6ee (このIDを非表示/違反報告)
MAKOTO@低浮上(プロフ) - 憐華さん» ありがとうございます！頑張らせていただきます！ (2021年1月15日 0時) (レス) id: eb19b3bcad (このIDを非表示/違反報告)
憐華 - 忌み子シリーズ大好きです!続きも頑張ってください! (2020年12月31日 1時) (レス) id: 9542c9e408 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MAKOTO@低浮上 | 作者ホームページ：http
作成日時：2020年6月18日 12時
