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そこそこ仲良く ページ9

「へぇ、こっち側が元はなっちゃんの部屋だったんだー」
「ん。私の荷物がないこと以外はほとんど変わってないぞ」
恩朗はまめだからな。掃除とかもちゃんとやってるんだろう。埃一つない。
「一人だと広くないですか?」
五月さんが恐る恐るといった体で聞く。別に畏れることはないのに。
「んー、別に広くて困ることはないですね。大は小を兼ねると言いますから」
このイケショタめ、上手いこと言いやがった。
四善がしきりに首を傾げている。
「広いかなぁ?」
さすがお嬢様。平民のお部屋はまだ狭いと仰いますか。
六谷は小物などを見ている。
「あ」
「どうしたの?」
「恩朗と六谷並べるとめっちゃ兄弟っぽい」
六谷がちっちゃいときって恩朗に似てたのかな?
「ほんとだー」
「系統が同じイケメンなんですね」
ということは将来こいつは無口キャラに? 減らず口が減るなら安心だ。
「姉ちゃん今すっげぇ失礼なこと考えたでしょ」
「心読むな」
「図星か」
はめられた!

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設定タグ:トイレの神様 , 神様嫌い系女子 , コメディ   
作品ジャンル:ギャグ, オリジナル作品
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作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月24日 19時

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