トイレの神様に逆らってみた 7 (ページ1)

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端的な感想ページ1

恩朗は私に挨拶してから、私と一緒に来た友達を見る。
「あれ? 彼氏は?」
「彼氏じゃない。友達」
三條とは会っていたっけ?
まあいいや。一人ずつ紹介していこう。
まず六谷の前に立つ。
「同じクラスの六谷薙」
「どうも」
挨拶短いな。
あ、恩朗が値踏みしてる。
「合格」
「何がだよ」
チョップを入れておいた。
次は四善だ。
「こっちは中学からの付き合いの四善奏。良家のお嬢様」
「ちょっと、あたしのハードル上げないでよ!」
「あー、四善コンサルタントの」
え、知ってるの。恩朗すごい。
四善がめっちゃ恥ずかしがってるぞ。コンサルタントってどういう意味だっけ。
「それから、高校の同級生の五月桜さん」
「ど、どどどっ、どうも」
「わ、すごい今のど全部Cじゃん」
吃りすぎだが、なんだか恩朗は面白そうにしている。
「姉がお世話になっています。中にどうぞ」
最終的にできるやつだから弟は侮れん。