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死んだ…… ページ10
「だから! 一緒に住もう!」
「Pardon?」
「発音いいね」
「そりゃどうも」
で、こいつ今何つった?
一緒に住もう?
冗談じゃない!
「私は、一人暮らしがしたいの! 一人気ままな生活がしたいの!」
「でも、あの双葉ってやつと同じ学校に進学するんでしょ!?危なくて一人にできないよ!」
「なんで知ってるの怖い!」
ネットリテラシーどころの話ではない。
ちなみに、舞と同じ高校目指すのは狙ったわけじゃない。どちらかというと、舞が狙ったのではなかろうか。
そんなこと誰にも言ってないのに。四善にすら漏らしてないのになんでこいつが知ってるの? 怖いんですけど!
「居候でいいから! 炊事洗濯、家事全般やるから! 一緒に住ませて!」
「やだもうなんでただでさえつきまとい事案なのに家に帰ってまでつきまとわれなきゃならないの!」
「わー、司くんのお願い無下にするなんてひどーい」
何気ない言葉を投げ掛けてきたのは舞。
あ、死んだ。
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作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月13日 0時