検索窓
今日:6 hit、昨日:0 hit、合計:796 hit

長台詞の恐ろしさ ページ12

ここから始まる爽やか笑顔の弁論。
「これは僕と魁さんの問題であって第三者にああだこうだ言われる筋合いはないんですよねぇ。
それに双葉さん? でしたっけ? 魁さんと幼なじみだからって調子乗りすぎじゃありません? 事あるごとにいちいちいちいちねちねちねちねち魁さんに突っかかって、僕はそういう人大嫌いなんですよね。滅べばいいと思います。
で? 多数決で勝てるとでも? 先程も言いましたけど、いくら周囲を味方につけたって、これは僕と魁さんの問題です。ですから第三者に口を挟まれる謂れは全くありません。つまり見るのは勝手ですが黙ってろこらって意味です。中学生なんですから、これくらい理解できますよね? 理解できないんなら知能が猿並……いや、猿より下ですね。
というわけで口出しは無用です」
……うわぁ、と思った。
私の弁舌がそこそこに辛辣なのは自覚していたが、三條もここまでとは。
女子たちは蜘蛛の子を散らすように逃げた。
ざまぁ。

貸し借りなんてくそくらえ!→←イケメンは正義?



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (1 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
4人がお気に入り
設定タグ:トイレの神様 , 神様嫌い系女子 , コメディ   
作品ジャンル:ギャグ, オリジナル作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:瑠色 | 作成日時:2019年5月13日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。