オトナノヒト 【数原龍友】

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「てーんーちょ！」

店長「うわ。なに。」



テンション高めの私にいやーな顔してくる店長



「そんなあからさまな態度やめてよ」

店長「はいはい。てかちゃんと健二郎たちになんか連絡いれたか？」

「電話したよ、健くんに。臣さんはLINEだけ入れといた」

店長「…可哀想な臣」



その日の仕事中は、健くん5割龍友くん5割で頭がいっぱいだった。

明日が楽しみで仕方ないのと、さっきの健くんの言葉がずっと行き来してるのと

ただただ疲れる



店長「そーいや、明日健二郎たち7人で久しぶりに来てくれるらしいんだけど、お前明日休みになってるしケンタと代わってもらう？」


どうする？
って店長が聞いてくれてるけど私は全然乗り気じゃなかった


「いや、明日は用事があって…そっかぁみんな来るんだ…。」



タイミング悪いなぁみんな。私が入ってる日知ってるくせに



店長「あ、そうなの？じゃあ仕方ないね。」


てかなんの用事？ぼっちのAちゃん。
ってからかってくる店長


「龍友くんとご飯に行くの」

店長「え、まじで？」

「まじ」

店長「そっか。お前も前に進んでるんだなぁ」

「なにそのおとんみたいな言い方」

店長「俺はお前のお父さんみたいなもんだろ。」

「ちょっと違う」


なんだよつれねーな。って不貞腐れる店長
まぁお父さんっぽいけど、ちがうよね

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