オトナノヒト 【数原龍友】

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「はぁーっ」


ボフッ

と勢いよく自分のベットに倒れ込む



「最悪だよぉ…」



あの後、お開きにしよっかって臣さんの言葉で2人とも帰ってしまった

あの気まずい空気のまま。


そして明らかに元気がなくなった私を見て

店長「A、今日はもう帰りな」

っていつもより早めにあがらせてくれた店長に甘えて帰ってきた



「健くんと臣さんに連絡入れとこうかなぁ」



と思ってLINEを開くと


「あ、忘れてた」



すっかり忘れてた龍友くんからのLINE


さっきまであんなに嬉しかったのに…いや、やっぱり嬉しいけど。



「なんて返そうかなぁ」



"絶対近いうちに来てください。月曜日と木曜日以外はいるので！絶対！"


これでいいかな。早く会いたいもん。



「えいっ」



送った瞬間に気付く



「あっ、こんな夜中に送っちゃった。」



うわ〜しまった。絶対寝てるよね。


でも…久しぶりだな、LINEでこんなにドキドキするのは。




そのあと化粧を落として、お風呂に入って、顔のお手入れを入念にして、脚のマッサージもしてたけど



結局龍友くんから返事は来なかった



「よかった。起こさずにすんだ…」



朝になったらきっと返ってきてるよね、そう思いながら


私もすぐに眠りについた

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