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タイプじゃないので ページ4
今日で断って10回目、
最初やんわり断った僕がバカだった
女の子だから優しくと思ったがそれが仇になってしまった。
「かわいそ〜付き合ってあげれば？」
『勝手なこと言わないでよ…』
「かわいいじゃないですか、あの子」
おはようございますと付け足した彼は僕の仲の良い後輩
パク・ジミンである。
あざとくてかわいいそしてモテる
『まぁ、かわいいけど…』
「ね？」
正直、タイプじゃないんだよな
かわいいけどね
お目目くりんくりんで、顔小さくて
「仲いいんですか？」
『まぁまぁかな』
おんなじ委員会だし、
まぁアッチが合わせたんだろうけど
毎日の熱い告白で僕は知らない人にまで話しかけられる
本当に困った
“頑張って〜“ “大変だね()“
まぁほぼ同情の声だけど
『はぁ、本当に』
なんなんだあの子
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作者名：トイ | 作成日時：2021年8月31日 22時
