愛おしさのかたまり KH side ページ36
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キャーって…(苦笑)
顔を上げると、Aはポロポロ涙をこぼしてて。
かわいい。
胸は痛むけど。
できればもっとしたい。
無理かな？
かわいいな。
でもかわいそうかな…
この無限ループじゃないか。←
胸の中に抱きしめて、背中をトントンして。
KH「ごめんごめん。まだ早かったね」
「うっ… グス… ま、まだって… 」
君はなにやら考え込んでる。
「こ、こういうことは、あの… みんなしてるの？」
来た！
キュ ヒョン先生に、どストレートな質問来ました！
こんなこともあんなことも、まだまだいっぱいしたいな、とは、
Aが純粋すぎて言えない。
その時が来たらきっとまた、
『いろんな種類があるのね』
とか小首を傾げて言いそうだけど。(笑)
KH「ん。Aの全部を知りたいんだ。それと、少しでも痛くならないといいな、って。イヤ？こわい？」
あー、こんな言い方ずるいかな？
ちょっと舐めたぐらいで、初めての痛みはどうこうなるもんじゃない？
でも嘘じゃない。
臆病なAは、きっと頷くだろうと思ってたら。
「…… わかんない」
お？
意外な返事だ。
「イヤじゃ…ないよ、おっぱなら。」
上目遣いで俺を見るその目は、まだうるうるしてる。
うわぁ…
KH「は、ははっ… うれしい」
感激だ。
絶対にあんなこと、初めてのAはイヤに違いないのに。
すごく勇気出してるよね？
頑張ってくれてるんだね？
「だけど…、おっぱが離れるのはいや。顔が見えないのはこわいの」
それは…！
下半身には行くな、と？←
ふはっ
ああ、かわいい。
愛おしくてたまらない。
KH「ん、わかった。できるだけギュッてする」
俺が抱きしめてるのは、愛おしさのかたまりなんじゃないかな。
頭にキスして、顔を見合わせて。
KH「A、愛してる。絶対優しくするから、おっぱに任せて。ね？」
痛くて辛いだけの思い出には、絶対にさせない。
全力で自分制御だ。
できる！
Aのためなら。
「はい…。優しく、してね。」
もういつからかわからない赤い顔で、君は小声でそう言った。
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作者名：セナセナ | 作成日時：2019年5月13日 14時
