淫らな私 ページ32
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胸もダメなとこなのに。
そう言ったのに。
おっぱの手と口で、すごく丁寧に愛されてる。
その刺激に吐息が止められない。
頭がクラクラして、もうずっと身体中が熱くてたまらない。
お腹の奥のほうが疼いてる。
恥ずかしいよ、すごく。
逃げ出したい。
って思うくせに、やめて欲しくないなんて、どうかしてる。
そのくせ、胸ばかりだから恨めしい。
おっぱがお気に入りのおもちゃを見つけて離さないみたいで、急に寂しくも感じる。
なんなの私？
「おっぱ、顔が見えないのいや」
思うままに言ってしまうと、おっぱは口角を上げて私を見つめてくれる。
ふぁ…
濡れた唇のおっぱがすごく色っぽい。
KH「かわいい(笑)もっと甘えて」
おでこをコツンとして、深いキスの始まり。
舌が触れ合って、逃げて追いかけて。
上唇だけ、下唇だけ、遊ぶように交互に甘噛みされたり。
「ん… ﾝ………」
うまく息継ぎができなくて、しがみついてる腕に力が入ってしまう。
KH「A、息して(笑)」
そんな…
おっぱがさせてくれないのに。
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おっぱが私の腰の後ろを抱え上げたかと思ったら、腰のところまでずり下げられてたワンピをするりと抜かれて。
もう身につけてるのは一枚きり。
途端に不安になる。
おっぱの手が腰を撫でてさらに脚に伸びてく…
「…… あ…… 」
おっぱの指の行き先がわかって、体に力が入る。
薄い布地にたどり着いて、その上からスーッと撫でられると、電気が走ったみたいになって。
体が震える。
KH「ここ、濡れてるね」
ああ…
そんなこと…
恥ずかしい。
ものすごく恥ずかしい。
私、ほんとにほんとに初めてなのに、自分の体がこんなふうになるなんて…
すごく淫らだって思われた、きっと。
おっぱをがっかりさせたかもしれない。
そんなの悲しすぎる。
自分で自分のことがわからないなんてこわい。
恥ずかしくて悲しくて、胸がズキズキと痛んで。
涙が溢れてきた。
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作者名：セナセナ | 作成日時：2019年5月13日 14時
