３つ目のプレゼント ページ26
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KH「いったいいくつあるの？うれしいけど」
笑顔のおっぱが、ソファの私の横に座った。
え！
近いよ。
ああそんな無邪気にワクワクした顔…。
この期に及んで怖じ気付く。
「…………」
この距離で見つめないで。
KH「A？」
目を見て言う勇気がない。
おっぱの目を私の両手で覆った。
「恥ずかしいから目瞑ってて」
KH「わかった(笑)」
深呼吸。
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「３つ目のプレゼントは…ﾜﾀｼﾃﾞｽ」
すごく小さい声になった。
こんなことを言え日が来るなんて、自分でも驚いてるんだからおっぱはどうなの？
恥ずかしい。
おっぱの返事が怖くて顔を見られない。
聞こえなかったなら、その方がいい。
やだもう。
逃げる。
「やっぱり今の、聞かなかったことに」
立ち上がったとたんに、おっぱに手首を引かれた。
気づいたらおっぱの膝の上。////
あわてて降りようとしたら
KH「はい、逃げない(笑)」
両脚でロックされた。
KH「あんなかわいいこと言ってくれて、なしにしようなんて、A俺をもてあそぶ気？」
後ろから抱きしめられて。
耳元におっぱの声が響く。
「もてあそぶだなんて…」
KH「恥ずかしがり屋で泣き虫で、未だにキスも下手くそなくせに…」
「え、ひどい、拗ねるよ。」
そのとおりだけど。
KH「突然すごく大胆になって、俺を振り回してくれて」
わ！
バックハグのまま一緒にパタンとソファに倒れた。
KH「A、こっち向いて」
こんな狭いソファに横になってるのに、そっち向いたら…
目の前におっぱの顔。
KH「今日はA、すっごく頑張ってくれたね。」
優しい笑顔に、私は頷くしかできない。
うれしくて泣きそう。
KH「最高のプレゼントありがと。大切にする。愛してるよ。」
優しくおっぱの唇が私の唇に重なった。
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作者名：セナセナ | 作成日時：2019年5月13日 14時
