夜の始まり ページ25
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男の人のシャワーって、どうしてこんなに早いんだろ？
あっという間に出てきたおっぱは、プレゼントの部屋着を着てくれてる。
KH「ありがと、これ。リラックスできるよ」
「よかった。似合ってる」
シャンプーした後の髪は下りていて、おうちモードなおっぱにキュンとする。
KH「Aも行ってきて。待ってるからね。」
はうっ
『待ってるからね』が、もう今の私には多大な負荷。←
顔が火照る…
大丈夫なのかしら私…。
シャワーを終えて、ボディクリームも塗って、もう出てくしかなくなった。
おっぱとおそろいになるように、私の部屋着もボーダー。
私のはコットン素材のゆったりワンピだけど。
おっぱが首を少し傾けてて、待ってたよみたいな優しい眼差しをくれる。
今日の私は変だから。
おっぱが眩しい。
素敵すぎて凹む。
尊い…。←
よく考えてみたら、ひょっとしてもしかして…
おっぱのご都合は今日じゃないかもしれないじゃん。映画館で泣いたりしたからその気なくなったかもだし、うんそうだよやだ私ったらその気満々で緊張してるなんておこがましいというか上からというかキャー//上からって何もう恥ずかしくて死にそう、いっそ気絶してしまいたい、そしたらあっという間に朝になってるかも、うんそれいい考え…
KH「おーいA、またどこかに行ってるね？戻ってきて」
は！
「…… な、なんのことでしょうか//」
恥ずかしい。
きっとすごく変な顔してた。
穴を掘って入りたい。
KH「A、おいで」
いつものおいでも今日は違う意味に聞こえて顔が赤くなる。
あ、それはもうシャワーの前からか。
おっぱの手にドライヤーを見つけて、なんだ、ってがっかりした。
がっかり？
いやいやいや、ホッとした、でしょ？
もうやだ、変、私。消えたい。(泣)
おっぱに髪を乾かしてもらう。
長い指で梳いてくれて、気持ちいい。
お返しに私も乾かしてあげたけど、すぐ乾いてしまって。
男の人はあまりしないかもだけど、ブラッシングしてあげた。
フワフワな髪。
気持ち良さそうに目を閉じてるおっぱ…。
うれしい。
幸せ。
今なら言えそう…
「おっぱ… ３つ目のプレゼントがあります…」
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作者名：セナセナ | 作成日時：2019年5月13日 14時
