もうすぐ… ページ14
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今日も杏と屋上でランチ。
『A、おつかれー。今日もお弁当なの？俺も食べたい( ´･ω･`)』
おっぱからのメールを見てる。
朝から今まででメール5件。
かわいい顔文字付きはいつも。
おっぱは今日も外に出ていて、
決してひまなわけではないでしょうに。
『お疲れ様。今日は三色そぼろお弁当です。おっぱに食べてもらいたいな。おっぱはまた大好きなチーズバーガー？』
いつものやりとり。
おっぱはこまめにメールくれる。
それも全然めんどくさくなさげで。
いつも私のこと、気にかけてくれて、大事にしてくれて。
だからきっと
忘れてない…
よね？
『おっぱ、私たちもうすぐ』
とまで打って、やっぱり消す。
知らんぷりした方がいい？
私たちもうすぐ、
100日記念日だよ。
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杏「キュ ヒョンさん、相変わらずメールまめだね〜。日本人とは違うね」
「うん、そうね」
そうだよね、ここ日本だし私は日本人だから、おっぱも特に考えてないかも。
いや、でもでも…。
頭の中グルグル。
木崎「Aヌナ〜〜！」
杏「うわ、マジであたしガン無視か、あのワンコ！」
…あ！
木崎君！
これは使える。(ニヤリ)
「いいところに木崎君。私の手作りクッキー食べる？」
「食べます食べます！やった！」
あーんはしないから、大丈夫だよね、おっぱ？
杏「木崎く〜ん、はい、あーん」
ぷ、杏ったらw
「やめてくださいよ杏さん、せっかくのヌナのクッキーなのに」
杏「どういう意味よ！許さん」
この2人、仲がいいのか悪いのか。
うるさい。(笑)
それとなく、木崎君におっぱのことを尋ねる。
「来週おっぱ、何か予定あったかなぁ？」
ああ、我ながら女優力ゼロ。
デートですか？いいよなぁー、なんて言われる始末で。
残念。
何にも情報は得られず。
直接おっぱに聞けばいいんだけど、それだと催促することになっちゃう。
うーん
どうしよう。
私から、何か計画してもいいよね？
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作者名：セナセナ | 作成日時：2019年5月13日 14時
