なんかドロドロしてる。【へし切長谷部】

性格 ページ4

ちなみに、宗三は私の幼なじみ。

宗三はサッパリしてる子だし、綺麗だから男女問わずモテる。
さすが私の幼なじみ。ズッ友。

しかも宗三は長谷部さんと仲が良いらしい。

宗三は腐れ縁だって言ってたけど、普通に仲がいいのでは？と思う。

私が光忠くんと帰っていた時は宗三は長谷部さんと一緒に帰っていたから。
でも、また宗三と一緒に帰れるかな


で。


今日の私は日直だ。

放課後に残って日誌を書かなくてはならない。

さっき宗三に一緒に帰ろうって言っちゃったのに…

「一緒にですか？ふふ、久しぶりですね…。長谷部にはひとりで帰ってもらいましょうか」
「は、長谷部さんにも一緒に帰っていいか聞いて来るねー！」

って。

長谷部さんはほとんどの放課後に生徒会室にいる。

長谷部さんに聞いたら

「かまわない」

とのこと。ついでに、宗三に少し遅れるかもしれないから、遅すぎたなら先に帰って構わないと伝えて貰うことにした。
やっぱりどこか近づきがたい雰囲気があった。


「って、日誌書かないと…」

教室に入って自分の席に着いた。でも、そこには

「花子じゃん。あ、日直かー」

れいながいた。

「そうなの、れいなは勉強？」

「うん、現文の課題やってる」

なんて会話をして日誌に取り組んだ。



「ふぅ、終わったー！」

あとは先生に提出して終わりだ。

「ねぇ」
「えっ？」

席を立とうとしたられいなにとめられた。

「花子さ、今日の授業中すごくうるさいんだよね。迷惑。それに、歴史の授業中に光忠にすごい話しかけてたじゃん。無視されまくってさ。光忠も仕方がなく答えてたって感じしたけど。光忠も私たちも迷惑だから黙っててくれない？」

···は？
何も答えられなかった。

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