【劇場版名探偵コナン】帝丹高校にはあと2人高校生探偵がいた？！ (ページ13)

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11話ページ13

『先程大阪府警より緊急避難警告が発令されました。各種作業や収録を一時中断し、近くの非常階段から避難してください。繰り返します────』

コナン、服部、和葉、奏汰、Aが廊下を歩いていると、突然のアナウンス。
廊下にいた誰もが立ち止まり、スピーカーがある方を見上げる。

和葉「何やの？この放送･･･」
不安げに服部に身を寄せる和葉。

コナン、奏汰、Aは平次と目を見合わせて頷く。

A「警察からの避難警告か。」
奏汰「ってことは。爆弾か？」
A「物騒な物に繋げんなよ」

小五郎「ん？何だァ？今度は避難訓練かよ～？！」

アナウンスが何度も繰り返されると、人々は不審に思いつつもようやく避難し始める。

服部「和葉！すぐに非常階段に向かうんや。ええな？！」
奏汰「Aは遠山と一緒な」

和葉「え！平次は？」
A「確かに和葉も心配やけど、、」

服部「何が起こったか確認せな。お前は先にここを出るんや！」
奏汰「俺が確かめるからAは安全なところに行け、な？」
そう言い残しては服部、奏汰もコナンのあとを追うように走り出す。

和葉「ちょっ、平次！」
A「捨て台詞イケメンかよ」

置いてかれた和葉と二人で頬を膨らませた。