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ページ44

pink side〜




緑「…いってきます、」





桃「うん、気をつけてね?行ってらっしゃい








寂しそうなうみの背中を見送って、ふぅ、と息をついた。





ちゃかちゃんと一心同体のうみ。







きっとちゃかちゃんの事、一番心配してるんだろうな。










元太くんはまだ熱があるっぽかったから、とりあえず如恵留と寝かせておく事にして、海斗くんだけ起こす事に。






桃「…海斗くん〜、そろそろ起きよっか、」





橙「…んんっ、」






パチパチと何度か瞬きをした後、傍に眠っている元太くんに手を伸ばしかけてパッと引っ込めた。





桃「…元太くん、まだお熱あるから、こっちで先ご飯食べちゃおっか、」







橙「…げん、」






少し不安そうな表情を見せたけど、それ以上駄々をこねることもなく、俺に着いてきてくれて。





桃「よし、ご飯、食べよっか、!」







海斗くんに作ったご飯を海斗くんの前に置く。









桃「…よし。今日はスプーンを使って食べてみよう!」







海斗くんの食トレ。


まずは、“手で食べない事”と、“自分のお腹いっぱいの量を知る事”。





“かいとくんお口開けてー?”





小さなスプーンで、小さくお粥を掬って口元に持っていけば、小さくだけど、口を開けてくれて。






桃「どお?…美味しい?」







口をもぐもぐと2、3回繰り返した後、全く動かなくなっちゃった海斗くんにそう聞けば、まその瞳からぽろん、と涙が零れた。

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作品ジャンル:タレント
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(プロフ) - 紗彩さん、こんばんは!そうです。前にマシュマロが送れなかった猫です(恥)更新ありがとうございます!これからも無理なく頑張って下さいねー! (2022年6月8日 20時) (レス) id: f376f4b930 (このIDを非表示/違反報告)
紗 彩(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます…!ソラノムコウも一緒に楽しんで下さって何よりです!これからもお付き合い頂ければ幸いです!!(この前にコミュ下さった方かな……違ったら申し訳無いです…) (2022年6月8日 20時) (レス) id: f7d9789c70 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ソラノムコウと共に楽しく読ませて頂いてます。更新無理せず頑張って下さい。応援しています! (2022年6月2日 17時) (レス) id: f376f4b930 (このIDを非表示/違反報告)
紗 彩(プロフ) - genさん» コメントありがとうございます!更新頑張っていきますので、お付き合いいただければ幸いです! (2022年5月26日 22時) (レス) @page13 id: f7d9789c70 (このIDを非表示/違反報告)
gen(プロフ) - これから松松がどうなっていくのか続きが楽しみです! (2022年5月26日 19時) (レス) id: 2b5061a1a9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紗彩 | 作成日時:2022年5月15日 21時

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