共に、生きていく【TJ】

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yellow side〜




白「ぉ、おかえり」





黄「ただいま、」







お昼ご飯を作っていた如恵留が、どうだった？と声を掛けてくれて。





黄「ストレスから来る胃炎だって、」







俺に抱っこされてる元太くんは、慣れないことだらけで疲れたらしく、俺の腕の中ですやすやと眠っている。






“取り敢えず点滴して貰ったから、夕飯までご飯と薬は大丈夫だって。”







そう言えば、おっけい、もう少しでお昼ご飯出来るよ。なんて返ってきて。







白「……なんかあった？」





黄「…………へ、？」





白「なんか悩んだ顔してたから、」





流石、如恵留。






なんでも思ってること教えて？なんて言われて、閉ざしていた口を開く。







黄「にいにに、…宮田くんのところでカウンセリングしないか、って言われた、」







昔の辛かったカウンセリングを思い出して、苦しくなる。







白「…そっか、閑也がやりたかったらやってみればいいんじゃない？」






ぽん、と頭に手を置かれ、いつの間にか俯いていた俺は思わず顔を上げた。






てっきり、やった方がいい、と勧められると思ってた。






白「やりたくないならやらなくて良いと思うし、しずが頑張るなら、俺は応援するよ。」





黄「……ぉれは、……おれは、……！」







白「無理に決めなくていいよ？後でしめにも、相談してみたら？」








“お昼ご飯出来たからしめと海斗くん起こしに行こっか、”







やっぱり直ぐには答えが出なくって、焦っている俺を見透かすように、背中をとん、と押してくれた。

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