共に、生きていく【TJ】

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yellow side〜






リビングの隅で見つけた元太くんは、なんだか、とっても興奮した様子で。







フー、フー、と威嚇するように俺を睨むその姿はまるで野良猫のように鋭い。





…どうしたらいいんだろう。




元太くんを安心させてあげられるには、俺は、どうしたら。







青「…はぁ、ふっ、…は、ひゅ、…！」







俺が考えている間にどんどんと呼吸が荒くなっていって、あっという間に過呼吸を起こしてしまった元太くん。







元太くんは、本当に苦しそうで、見ているこっちも苦しくなってくる。






どうしたら、なんてもう考えてる暇なんてない。








咄嗟に近くにあった毛布を手に取って元太くんを包み込むようにして、毛布ごと後ろから抱きしめる。







青「…ひゅっ、…や''ぁ''っ！！ひっ、ふっ、はぅっ、！」






ボロボロと涙を零しながら体を捩らせて逃げようとする元太くんを構わずに抱きしめ続ける。







俺は元太くんを傷付けたりしないよ、って分かって貰えるように。







抱きしめ続ければ、ガタガタと震わせていた身体から、段々と力が抜けてきて。







元太くんは、そのまま気を失うようにして眠りについた。

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