共に、生きていく【TJ】

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白side〜




朝6時。






何時もなら誰も居ないはずのリビングのソファに、しめの後ろ姿が。






白「おはよ、…ぁれ、眠れなかった、？」








後ろを振り返ったしめの顔色は真っ白で、疲れたような顔つきの彼にそう問えば、唇に人差し指を当てた。






桃「しー、…いまやっと寝たところだから、」







周り込めば、しめの座るソファの隣で横になって、スースーと小さな寝息を立てる海人の姿が。






きっと、寝れない海人に付き合って、しめはいつもの睡眠薬を飲まずに一晩を過ごしたのだろう。





白「しめも疲れたでしょ？俺が変わるから、部屋行って少し寝る？」







桃「…んー、飲まないと寝れないし、飲んだら、起きれなくなっちゃうから大丈夫、…ありがとうね？」






“海人、ずっと魘されちゃっててさぁ…”







桃「なんか…“のえるくんに嫌われた”って、急に泣き出しちゃって、」






白「……もしかして、…昨日、俺が話したから？」







桃「…うーん、詳しくは分からないんだけどさぁ、海斗以外とは仲良くなれないからって、」






白「…うん、そっか、」







ソファに縮こまって寝息を立てる海人を見つめる。








桃「…のえる、今日、早いんでしょ？俺が様子見ておくから、支度とかしていいよ？」







白「…ぁ、そうだね、ありがとう、」








後ろ髪引かれる思いでリビングを出た。

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