共に、生きていく【TJ】

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white side〜





“閑也”が戻ってきたと、病院から連絡が来て、ちょうど帰ってたしめに海斗くんと元太くんを任せて、ちゃかちゃんとしずが待つ病院へ向かった。








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黄「のえる、」






申し訳なさそうな顔をした閑也がベッドに座っていて。




荷物もしっかり纏めてあって、俺の事を待っていたみたい。








白「閑也、…もう大丈夫そう？」







黄「……うん、迷惑かけてほんとにごめんね、」







悲しそうに眉を下げる閑也に居てもたってもいられなくなって、思わず抱き締めた。








白「しず、迷惑なんかじゃないよ、」







黄「…ぉれ、弱虫で、……代わっちゃって、ごめんっ、」








白「弱虫なんかじゃないよ、閑也にしか出来ないことがいっぱいあって、それに俺ら家族はいっつも救われてるんだよ？」








ヒクヒクと鼻を鳴らして涙を流す閑也が落ち着くまで背中を摩る。








白「ちゃかちゃんがね、閑也じゃないと嫌なんだって。隣の病室にいるから、一緒に迎えに行こ？」








小さくだけれど頷いてくれた事に安心して、ちゃかちゃんの待つ病室に向かった。

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