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white side〜
白「…ただいまぁ、…ぁれ、海人、どうしたの？」
ドアを開けた瞬間に海人がパタパタと俺のいる玄関へやってきて、俺に抱きついた。
緑「…のえるく、」
グズグズと鼻を鳴らしながら、俺のお腹に頭をグリグリと押し付けてくるから、海人の頭を撫でる。
海斗くんと元太くんがこの家にやってきてから、俺らに甘えてくることがあまり無くなっていた海人がすごく甘えたで。
何かあったのか、聞くために、しめたちが居るであろうリビングへ向かった。
.
白「…しめ、……って、ちょっと、……大丈夫？」
怠そうに、ソファに沈んでいるしめに近寄れば、ぁ、なんで小さな声を上げた。
桃「ごめんごめん、気が付かなかった。…おかえり、」
ぐったりとソファに身体を預けているしめの顔色は真っ白。
白「…大丈夫？具合悪かったの？」
桃「んーん、俺は、大丈夫なんだけど、…元太くんが窓ガラス割っちゃって、」
近くの窓ガラスに目をやれば、大きなヒビが入っていた。
白「…調子悪くなっちゃった子は、？」
桃「…ちゃかは和室で休んでるし、うみは、今やっと落ち着いて、……海斗くんと元太くんは、疲れて眠っちゃった、」
部屋の隅で身を寄せあって眠る海斗くんと元太くん。
しめだって大きな音が苦手だから、きっと、相当しんどかっただろう。
白「しめ、一人でよく頑張ったね、ありがとう、」
桃「…んーん、ぉれ、なんも出来なかった、し、………また、飲んじゃった、」
ローテーブルに置かれたコップと、抗不安薬のシート。
白「…だいじょうぶ、よく頑張ったね、」
桃「…っ、ごめんなさい、ぉれ、またっ、」
以前、抗不安薬に依存してしまい、オーバードーズを起こしてしまったことがあるしめは、この薬を飲むことを嫌がる。
そんなしめがこの薬を飲んでしまう位に、大変な状況だったと想像が付いた。
白「大丈夫、…ちゃんと、3錠だけ飲んだんでしょ？」
桃「…ん、」
白「じゃあ、大丈夫だよ、…ちゃんと飲めて偉かったね？」
そう言って頭を撫でれば、ぽろん、としめの瞳から涙が溢れた。
白「疲れたでしょ？…寝室行って休んで来ていいよ？」
桃「…ごめん、そうするね、」
フラフラと危なかしい足取りで、しめは寝室へ向かった。
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猫(プロフ) - 紗彩さん、こんばんは！そうです。前にマシュマロが送れなかった猫です(恥)更新ありがとうございます！これからも無理なく頑張って下さいねー！ (2022年6月8日 20時) (
レス) id: f376f4b930 (このIDを非表示/違反報告)
紗 彩(プロフ) - 猫さん» ありがとうございます…！ソラノムコウも一緒に楽しんで下さって何よりです！これからもお付き合い頂ければ幸いです！！（この前にコミュ下さった方かな……違ったら申し訳無いです…） (2022年6月8日 20時) (レス) id: f7d9789c70 (このIDを非表示/違反報告)
猫(プロフ) - ソラノムコウと共に楽しく読ませて頂いてます。更新無理せず頑張って下さい。応援しています！ (2022年6月2日 17時) (レス) id: f376f4b930 (このIDを非表示/違反報告)
紗 彩(プロフ) - genさん» コメントありがとうございます！更新頑張っていきますので、お付き合いいただければ幸いです！ (2022年5月26日 22時) (レス) @page13 id: f7d9789c70 (このIDを非表示/違反報告)
gen(プロフ) - これから松松がどうなっていくのか続きが楽しみです！ (2022年5月26日 19時) (レス) id: 2b5061a1a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紗彩 | 作成日時：2022年5月15日 21時
