序章 「首都争奪戦、勃発間際」 ページ5
「俺に勝った奴は首都にしてやるよ」
学園祭の出し物案を出し終わって力を抜いてリラックスしていた
自分以外、46人に再び肩に力を入れさせる言葉を吐いた
現在の首都、藤弥は教卓の前に立ち、他の者を淡々と見ている
「勝負は一対一、内容はお前らの好きなもの得意なものでいい、俺は従う
期間はそうだな……学園祭の前夜祭が終わるまでだ」
藤弥の発言に約数名が目を光らせた
彼は要件が終わるとHRを終わらせて教室を後にした
とたんに静かだった教室内が騒がしくなっていく
「藤弥を負かせられたら首都になれる、ねぇ…」
小さなが声が集まってざわついている中、大きめの声を最初にあげたのは宗宏だった
「俺が首都になったら
嬉しそうに笑いながら話す宗宏にすぐさま樹が反応を見せた
「そんな簡単に言えると？団体戦が禁じられてるのに君に勝ち目があると？？」
「それは君も一緒だべ」
まずここで喧嘩が勃発しそうな中、それを制止させるように口を開いた者がいた
「不毛やわ」
大和だ
彼は机の上に足を置いて頭の後で腕を組んでふんぞり返っている
彼は学園の制服を上手く着くずし、耳にはピアスが何個も光っているためオーラを目立たせている
「ここで争ってる暇があんなら藤弥を負かす方法を考えた方がええで
樹のゆうように単体じゃ勝ち目は低いんやろ」
まるで他人事のように話す彼だが他の者は思っていた
こいつの方が首都への執念が強いだろうと
「まるで他人事か、確かに君なら藤弥に近いだろうけど」
樹の言葉は棘を帯びていて皮肉にも思えた
「そんなんじゃあらへんよ、俺は冷静にゆっとんねん」
目を閉じて怪しく笑っていた大和は目を開き、樹の方をツリ目な目を使って見ていた
樹も大和を睨み返すように見ている
「…特に立候補がないなら俺が先に勝負挑んでもいいかな」
「いいんじゃない？私はそれで、他の順番は何かで適当に決めようよ」
場の空気を読むように宗宏が話題を変え、勝負を挑む順番を提案し
架奈もそれに賛成した
「俺はええよ、メンドーやから他の順番も架奈が決めてーや」
「分かった…順番は私が的確にかつスタイリッシュに順番を決める方法を考えてあげる」
他もそれで文句ないようでざわつきは消え静かになっていた
・
第一戦 東京v.s.宮城 開戦!!
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たこ焼き
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緋寄＠紅鬼姫(プロフ) - 紫陽花さん» コメントありがとうございます。はい、僭越ながら参考させて頂いています。 (2016年12月10日 23時) (
レス) id: a5647f01ce (このIDを非表示/違反報告)
紫陽花 - これってよとしち学園の漫画を参考にしていますか？ (2016年12月5日 22時) (レス) id: 3aaa89a69c (このIDを非表示/違反報告)
緋寄＠紅鬼姫(プロフ) - サシャさん» 見ためヤンキーｗ３人でたまってたら寄りつき難いでしょうねｗ (2016年7月27日 21時) (レス) id: 1715c75c22 (このIDを非表示/違反報告)
サシャ - ありがとうございます！この3人は見た目だけヤンキー(笑) (2016年7月19日 0時) (レス) id: d7042e5317 (このIDを非表示/違反報告)
緋寄＠紅鬼姫(プロフ) - サシャさん» 「物語」か「後夜祭」でほのぼのはやります！後夜祭では都道府県たちの演劇と模擬店などの様子をやるのでおそらくその時にしますね！ (2016年7月17日 20時) (レス) id: 1715c75c22 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅鬼姫 | 作者ホームページ：https://twitter.com/Enphnium
作成日時：2016年4月30日 21時
