八話 ページ9
貴方side
寧々と花子さんの作戦が全て失敗に終わったあと、放課後になった。
今は女子トイレにいる。
寧々「もう〜全然ダメじゃないぃぃ 最後は私の特技関係なかったし…」
寧々は曲がり角でぶつかったとき、おでこをぶつけたみたいで、まだ、ヒリヒリと痛むようだ。
なので、私は氷水を寧々のおでこにそっとあてる。
貴方「寧々、大丈夫？はい、氷水」
寧々「Aありがとう！は〜、痛みが和らいでいく〜」
花子さん「えへへ」
花子さんは、反省しているのか、していないのか、分からないような、笑みを浮かべる。
寧々「えへへじゃない！」
寧々「それにやっぱり回りくどすぎるよ もっと手っ取り早く…」
寧々は、私があげた氷水でおでこを冷やしながら言う。
花子さん「んーじゃあ」
花子さん「告っちゃおっか」
花子さんが体を上下逆さまにして、寧々顔の前
に顔を近ずける。
寧々「こっ……無理！」
花子さん「でもさ、俺も初心者だしもうそれくらいしか案が」
寧々「しょっ」
寧々「初心者ーーッッ！？」
貴方「寧々！？いきなり、どうしたの？」
寧々「あ、いや、なんでもないの！」
寧々(そっか、Aは花子さんがみえないのか)
花子さん「俺を呼ぶヒトも呼べるヒトもなかなか少なくてさ」
花子さんは空中をクルクルとまわりながら答える。
寧々「どうりで変だと思ったのよ お化けのくせに普通のものしか出さないし、やり方が健全すぎるし…」
花子さん「俺ってケンゼンな花子さんだから」
花子さんが自分を抱きしめるようにしてくねくねと横に動く。
寧々「初心者なだけでしょ！！」
貴方「怪異に初心者も何もないでしょ…」(ﾎﾞｿｯ…
花子さんは、私が呟いたのが聞こえたのかこちらをじっとみつめるが、すぐに寧々の方を向いた。
私が、少し危なかったと反省しているうちに、話は進んで行った。
いつの間にか、寧々が人魚の鱗を飲んでしまっていた。
貴方「寧々！？」
花子さん「ヤシローーー！！」
花子さんがオロオロしていると、寧々が喋り始めた。
寧々「何よ！道具持ってるんじゃない！」
寧々「花子さんの嘘つき！！」
そういって、寧々は女子トイレを走って出ていってしまった。
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レモン - 花子「これは､名作だよ｡」 (2018年11月7日 17時) (
レス) id: 4351e9dc27 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - まるさん、ありがとうございます。直させていただきました。作品をつくるのは初めてだったものですから、よく分からなくて。どうも、すいませんでした。 (2018年10月28日 17時) (レス) id: cb8c6d2623 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。注意事項が色々ある様ですが、まずはルールをちゃんと守りましょう (2018年10月28日 0時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2018年10月27日 22時
