三話 ページ4
貴方side
花子さん「分かった。君の願いを叶えよう」
花子さんがそういうと、寧々は誰でも分かるほど嬉しそうな顔をした。
寧々「花子さんって、どうやって願いを叶えるの？やっぱり特別な道具を使うとか？」
寧々が期待しながら、花子さんに聞く。
花子さん「そーそースッゴイの持ってんだ」
寧々は、『すっごいの』という言葉に少し冷や汗をかいた。だが、
花子さん「はい」
花子さんから渡されたのは、ボロボロの『ラブめそっど〜百式〜』とかかれた、ハウツー本だった。
寧々は分かりやすくガッカリして、花子さんに、無言の圧力を送った。
花子さんはそれを宥めるように、説明した。
花子さん「まーまー」
人差し指をほっぺにつけながら言う。
花子さん「わかってると思うけど……怪異の力を借りるからには相応の代償を支払ってもらう」
花子さん「人智を超える力を欲すれば、それだけ代償も重くなるんだ」
そして、さっき差し出したハウツー本を手に持ち言う。
花子さん「だから、これくらいが安全なのさ」
それを聞いた寧々は、期待するような、焦るような、縋るような、そんな瞳を花子さんに向けながら、いった。
寧々「でも…それでもって言ったら…？」
花子さんは、少し考えるように下を向いたが
花子さん「それは……」
花子さん「俺、道具持ってないから無理」
と、両方のほっぺに人差し指をつけて、あざとくいった。
寧々「ええーっ」
寧々に不安が生まれる。
貴方(これは、私完全に空気だから、時間がどうとか言って帰ろう)
貴方「寧々？何を一人で言っているのか分からないけど、私はもう帰るね？」
寧々「へっ！？あ、うん！じゃあね。」
花子さんがこちらをじっとみてきたので、早く女子トイレを出た。
寧々は、私が花子さんを見えないことに驚いていた。
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レモン - 花子「これは､名作だよ｡」 (2018年11月7日 17時) (
レス) id: 4351e9dc27 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - まるさん、ありがとうございます。直させていただきました。作品をつくるのは初めてだったものですから、よく分からなくて。どうも、すいませんでした。 (2018年10月28日 17時) (レス) id: cb8c6d2623 (このIDを非表示/違反報告)
まる - 作品を作る前にルールをしっかりご確認下さい。オリジナルフラグをちゃんと外して下さい。注意事項が色々ある様ですが、まずはルールをちゃんと守りましょう (2018年10月28日 0時) (レス) id: 403bff38f1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れい | 作成日時：2018年10月27日 22時
