１３話 過去 ページ15
私は飛由と約束した通り、Aに近づいた
Aに近づくのは割と簡単で、すぐに浮気まで持ち込めた
私は彼女さんに罪悪感を感じながら、飛由の為だと言い聞かせて、演技を貫き通した
そして
あ「ねぇ…A…彼女と別れてよ、私、ホントにAしか…」
私たち2人以外誰もいない教室での会話
私は目をうるうるさせながら言った
A「A…わかった…ちゃんと別れるよ、それで俺たちちゃんと付き合おう…俺、アイツよりAの方が好きだ…愛してる」
Aはそう言うと私に深い深いキスを落とした
その時は気付かなかった
飛由がその瞬間を見てるなんて…
その話をした次の日
Aは彼女と別れた
そして、私よAと関係を終わらせようとした
けど
A「は？嫌に決まってんだろ！？俺が…俺が何のために別れたと思ってんだよ！お前と付き合うためだぞ！？なのに！別れるとか…意味わかんねーよ！」
Aはそう言って拒否ってきた
私はどうすることもできず、飛由に話した
すると…
飛「あのね…別れさせてくれたことには感謝してる…けど、そこまで持ってくのにキスとか必要だった？Aキスしてたよね？昨日Aくんと…私の気持ち知ってるのに…酷いよ！｣
飛由を泣かせてしまった
確かにそうかもしれない
キスなんて必要なかった
あ「ごめん…私、失敗しちゃったね…Aがあそこまでなるとは思わなかった…けど、ちゃんと関係も終わらせるから！…安心して…？」
飛「絶対だよ？絶対に終わらせるんだよ？」
あ「うん」
そんな会話をした
けど、ダメだった
飛由にまたそれを話す
飛「なんで！？なんでよ！？どうして…ヤダヤダヤダヤダ！！！」
情緒不安定な飛由
私は落ち着けようと背中をさすろうとした
けど、
ﾊﾟﾁﾝ！！
その手は呆気なく払われてしまった
あ「飛由…」
飛「酷いよA！！！なんで…なんで…」
私は飛由の泣く姿を見て痛感した
別れさせるなんてなんと言われようとやるべきではなかったと…
飛由に謝らなきゃ…
あ「ごめんね…私…出来ることなら何でもする…だから…だから、元に戻って…！」
私は無理矢理彼女を抱きしめて言った
飛「…ならさ…別れさせ屋…やってよ…依頼されたら依頼通りそのカップルを別れさせるの…今回みたいに…そしたらAはもう恋なんてできない…けど、いい償いでしょ？」
償い…か
私には必要だもんね…
親友を壊してしまったんだから
これが別れさせ屋の始まり
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ナキ(プロフ) - けいさん» ありがとうございます！やっぱりかっちゃんは尊いですよね！！これからも頑張るので応援よろしくお願いします！！！ (2018年9月17日 0時) (
レス) id: 2b3e0046bd (このIDを非表示/違反報告)
けい - 最初から最後までかっちゃんにキュンキュンしっぱなしでした！「いやーさすが男前！」って感じでしたwwこれからも応援しています！！ (2018年9月17日 0時) (レス) id: dd5d1b916c (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - kanaiさん» コメントありがとうございます！爆豪だったらドストレートに言うかなって思ってこうしました！気に入って貰えて嬉しいです！もう少し続きますがよろしくお願いします！ (2018年8月13日 23時) (レス) id: 2b3e0046bd (このIDを非表示/違反報告)
kanai(プロフ) - 告白ｯｯｯｯ仕方が男らしすぎる！！めっちゃ良すぎて叫びそうになりました笑これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年8月13日 23時) (レス) id: 22b827ceee (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - あゆめさん» コメントありがとうございます！かっちゃんイケメンですよね！我ながら自分で書いてて夢主可哀想だなぁって思っちゃってます…もう少し続くと思うので、最後までお付き合いください！！ (2018年8月11日 12時) (レス) id: 2b3e0046bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナキ | 作成日時：2018年6月12日 20時
