９話 耳郎side ページ11
私のクラスには皆からの信頼も厚く、優等生な時影Aという生徒がいる
Ａ組の中心的人物であり、いつでも彼女の周りには人がいる
友達想いで優しい子だから
今まではそう思っていた
けど、最近
Aの様子がおかしい
しかも、Aだけじゃなく私の彼氏である上鳴さえも…
私の脳裏に浮気という言葉がよぎった
いやいや、まさか…ね
だって、あのAだよ？
あの子がそんなことするはずないし…
きっと気の所為だ…
そう言い聞かせた
でも、いつもの女子会
Aは参加しなかった
そして、女子会の話題として上がったのは私と上鳴のこと
そりゃヒーロー科で唯一のカップルだから、女子達にとっては格好の餌食だろう
いつもならまだそれで良かった
けど、私の中では今日来なかったAと、放課後残った上鳴が気になってしょうがなかった
だから、私は皆に相談することにした
耳「あのさ、上鳴が浮気してるかもしれないんだよね」
そう言うと皆が驚いたような顔をする
芦「え！？気の所為じゃなくて？だってあの上鳴だよ！？チャラいけど、一途な上鳴だよ！？」
八「まあまあ、芦戸さん落ち着いてください。今は話を聞きましょう。それで、浮気相手は？」
耳「…A、だと思う」
そう言うとさらに驚く皆
麗「嘘！？あのAちゃんが！？」
葉「え！？え！？」
耳「いや、予想だからなんとも言えないけど…でもさ、今日来なかったじゃん？オマケに上鳴も放課後残るって言ってるし、最近上鳴の態度冷たいし…そういうことなんじゃないかと思ってさ」
私の言葉で深刻な顔をする皆
蛙「なら、確かめて見ればいいんじゃないかしら？これからほぼ毎日一緒に帰らないかと誘ってみるの…それで、断るか、もしくは途中で抜けたりしたら尾行する…それでどうかしら？」
梅雨ちゃんの提案に皆が頷く
確かにこういうのははっきりさせた方がいいよね
耳「よし、じゃあそーしよ」
そう話した
そして、今目の前に広がるこの光景
Aと上鳴がキスしてる
涙の前に怒りが湧いてきた
私は思い切りドアを開けた
驚いた顔をする2人
でも、Aは何故か落ち着いてる
私の質問に冷たい言葉で返すA
もはや誰と話してるか分からない
Aは上鳴を捨てると教室の出ていった
その時
あ「ｺﾞﾒﾝﾈ」
私の耳元でそうAが言った
…どういうこと？
好きでやったんじゃないの？
もう…分からない
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「ヒロアカ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ナキ(プロフ) - けいさん» ありがとうございます！やっぱりかっちゃんは尊いですよね！！これからも頑張るので応援よろしくお願いします！！！ (2018年9月17日 0時) (
レス) id: 2b3e0046bd (このIDを非表示/違反報告)
けい - 最初から最後までかっちゃんにキュンキュンしっぱなしでした！「いやーさすが男前！」って感じでしたwwこれからも応援しています！！ (2018年9月17日 0時) (レス) id: dd5d1b916c (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - kanaiさん» コメントありがとうございます！爆豪だったらドストレートに言うかなって思ってこうしました！気に入って貰えて嬉しいです！もう少し続きますがよろしくお願いします！ (2018年8月13日 23時) (レス) id: 2b3e0046bd (このIDを非表示/違反報告)
kanai(プロフ) - 告白ｯｯｯｯ仕方が男らしすぎる！！めっちゃ良すぎて叫びそうになりました笑これからも更新頑張ってください！応援してます！ (2018年8月13日 23時) (レス) id: 22b827ceee (このIDを非表示/違反報告)
ナキ(プロフ) - あゆめさん» コメントありがとうございます！かっちゃんイケメンですよね！我ながら自分で書いてて夢主可哀想だなぁって思っちゃってます…もう少し続くと思うので、最後までお付き合いください！！ (2018年8月11日 12時) (レス) id: 2b3e0046bd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ナキ | 作成日時：2018年6月12日 20時
