3 ページ4
小鳥の囀りと朝日が窓から入って目が覚めた。訳ではなく、うるさい総統様の声で目が覚めた。いい迷惑だ。
gr「朝だ！！どうだ？考えはまとまったか？？」
朝からそんだけのために訪ねてきたんかよ。
「まだですね。てか人の部屋に朝っぱらから入らんでもろて。」
gr「おっ！ここを自分の部屋だと認識しているということはやっぱり入る気はあるんだな！！てかもう総統命令や！入れ！」
「いやまだ考えさせてくれ。」
gr「その敬語とタメ語の使い分け方はなんだ？」
「いや、別に意味はないですね。」
gr「ふむ。まぁ良い！入ってくれる気がある内に君の能力を測ろう！」
「無意味な戦いは不要では？」
gr「まぁ良いじゃないか！さ、まず身体測定からするぞ！」
ーーーーー
「ここが医務室…なんか……なんか嫌な予感…」
sn「あ、君が新入りくん？」
「新入りというか入軍を考えているだけなんですけどね。」
sn「えぇー？入りやー、君みたいな子がずっと欲しかってん。
まぁ、とりあえず身体測定始めるでー。」
「(なんか嫌な予感だな、ほんとに…)」
sn「はいじゃあ服脱いでやー」
「…は？」
sn「おー怖いなぁ。でもこれ身体測定やから。自分でせんのやったら俺がしたろか？」
「いえ結構。でも俺…
(どうすればいいんだ…体が女だってバレたらこいつ…ただじゃおかせてくれない気がする…)」
sn「……あー、えっとさ。なんか、言い難いことでも抱えとん？」
「あー、いやー、そういう訳じゃ、いやでも…」
sn「そないに曖昧に濁すんは感心せんなー、言うてみ？な？軽くなるかもしれへんやんか。」
「…性別のことなんですけど………」
sn「…分かった。自分、Xやろ？」
「……はい。」
sn「なんやそんなことかー。いや、俺らそんなんを否定する訳やないから。心配せんでも大丈夫やって。俺の好みやしな。」
「なんか、ありがとうございます。少し軽くなったかも知れません。」
sn「せやろ？良かったわ！
あ、自己紹介まだやったな。俺はしんぺい神。」
「変わった名前ですね。面白いです。俺はAと言います。」
sn「よろしくな〜」
「こちらこそです。」
sn「んじゃ、身体測定再始や！」
「いや俺Xなんだが」
sn「なんや、男同士やないかー」
「…！！そうですね。」
sn「っていやいや！？男同士でもあかんて！な？体は簡単に見せてええもんやないから！」
「身体測定では見せてるじゃないですか。」
sn「いやそれとこれは別やろ！？」
「(案外いい人だな)」
続く (更新停止中)
お気に入り登録で更新通知を受け取ろう
←2
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
