2 ページ3
Aサイド
あっっっっぶねぇ…
大口叩いて負けるとこやったわ〜
あいつ、見た目以上にすばしっこいでちょいと手こずったわ…
戦いに関してはじぃちゃんから昔っから教えてもらっとったし、体が女ってだけで狙われるとかあったしな。慣れって恐ろしいな…
ただあいつ…シャオロン？やったっけか。掴みかかってきた後が遅かってんなぁ…せやから、あそこを直せばもっと強うなれんちゃうかな。
ま、教えてやる気もあらへんねんけどな。
「んで？家に帰りたいんやけど。」
さっきはイラッときてやっただけやしな。正直もう家に帰せ。頼む。(切実)
gr「何を言っている？お前の家はここだぞ？」
…は？
「いや、勝手に連れてこられて新しい幹部とか嫌やし。てかはよ帰せ。」
gr「こんな良い人材手放してどうしろというんだ！！」
「俺の代わりにどっかから引っ張ってこいや！！勝手に連れてこられた俺に言うな！！」
俺は強行突破で帰った。いや、帰ろうとした。
しかし…なんか緑パーカー野郎が絡んできた。
zm「なんや自分、めっちゃ強いやんけ！なぁー、この軍にお試しでええから入ってみぃひん？」
「いやええわ。てかはよ帰せ。」
zm「釣れへんなぁ。そないにお堅いこと言わんでええやんけ〜。総統直々に誘いが来とるんやで？後から逃した魚がデカかったと知ってもどうにもならんやん？せやから、今の内に入っとった方がええで！」
「俺が入るメリットは？」
zm「せやなぁ…Aが入ることで国の性的な固定概念が無くなるんちゃう？後は…なんか美味いもんめいっぱい食えるで？」
国の性的固定概念が消える…
「…考えさせてくれませんか？」
gr「あぁ、構わない。しかし今日はもう暗い。泊まっていけ。」
「…そうさせて頂きます。」
俺は部屋に案内してもらい、今日は寝た。
ーーーーーーーー
os「あの子、ゾムが性別の話した途端に敬語になっとったな。」
gr「彼にも色んな考えがあるんだろう。」
zm「あいつの目、俺と同じ目ぇしとったわ。無自覚やけど、あいつ戦闘狂やで。」
gr「本当か！？ならばますますこの軍に引き入れ無ければ…」
zm「はよあいつと戦ってみたいなぁ…！！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 4人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
