172話 ページ39
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ここはどこなの？
あたりは暗闇で自分のいるところにしか光がない
歩いても歩いてもどこなのかも
どこへ向かっているのかも分からない
『A』
思わず後ろを振り返るが暗闇でどこにいるのかも誰なのかも分からず周りをぐるぐる見渡す
貴｢…………誰？どこにいるの？｣
『A大丈夫だよ、そのままで』
どこか優しい懐かしい声だった
『A、強くなったね。今まで辛いこと背負わせてごめんね。』
私は何を言っているのかがよく分からなかった
『A組のみんなが、先生が、緑谷出久くんが、轟焦凍くんがいてくれたお陰だね。』
A組？先生？
緑谷出久って、緑谷くん？
轟焦凍くんって？
『Aが心配で見てたのよ。でも、良かった。幸せになってくれてて。
私の個性でも嫌な思いさせちゃったね、ごめんね
けれど、どうか使いこなしてほしい
あなたのその優しさでヒーローになってほしい』
貴｢…………ヒーロー？私は汚い人間だったんですよ。ヒーローになれる訳が無いです。｣
『……ｯそうだったわね、記憶…………ないんだもんね……。
あなたはどこまで覚えてる？』
どこまで？
……どこまで……
必死に昔のことやさっきまでの事を思い出そうとする
けど何一つ覚えていなくて
ただ、怖かった、辛かったそんな記憶ばかりだ
……だけどどこか温かくなるような気持ちがあった
貴｢昔父親に敵の手伝いされてたこと覚えてます。必死に逃げました。小学生の時、緑のモサモサ頭の男の子助けました。あの子無個性だから。
そして……｣
…………ｯ
『……そして？』
貴｢中学の時は普通に過ごしてました｣
『普通に？』
……うん、普通に。
友達いないから必死に勉強頑張ってた
緑のモサモサ頭の男の子と同じクラスになって
よろしくねってしてた。
頑張って思い出そうすると
目の前に昔の記憶達が映し出される
緑『空壊Aちゃんだよね？小学校一緒だった！』
貴『う、うん』
緑『僕、緑谷出久だよ！よろしくね！』
貴『知ってるよ、緑谷出久くん』
緑『あ、あ、そっか！そうだよね！』
緑谷くんはつねにニコニコしてるイメージだった
緑『Aちゃん！！僕のこと出久でいいからね！！』
貴『……じゃあ出久くん』
出久くん…………
『緑谷出久くんはオールマイトというヒーローが好きな男の子。無個性だったけどヒーロー気質だったね』
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すけ(プロフ) - わたあめさん» わたあめ様 すごい沢山コメントして下さってありがとうございます！オリジナル要素沢山出てきてるけどこれからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年6月23日 12時) (
レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 面白いです！ずっと 応援してますね！ (2019年6月23日 7時) (レス) id: cf2a0e4c93 (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - 鈴音さん» 鈴音さん ありがとうございます(^^)かっちゃんは中学の時のことあるから夢主ちゃんには逆らえない感じです(笑)轟くんイケメン突き通しますよ(*ﾟOﾟ*)頑張ります(^O^) (2019年5月18日 13時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - めちゃくちゃ面白いです！かっちゃんと夢主ちゃんが仲良しなのが面白いです。轟くん・・イケメンすぎる・・・！頑張ってください！ (2019年5月18日 7時) (レス) id: 52c2a508b7 (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - なかかさん» なかか様 うわああ！すごい嬉しいです！(*ﾟOﾟ*)実は書き溜めしまくってます(笑)嬉しい言葉盛り沢山でにやけました(^^)頑張りますね！ (2019年5月6日 22時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すけ | 作成日時：2019年4月28日 21時
