168話 轟焦凍side ページ34
轟焦凍side
爆豪から話を聞いて頭がまわらなかった
爆豪はしっかりAを連れて切島達のところへ行ったはず
それを確認したから俺は八百万を連れて逃げた
Aいないんじゃ来た意味ねぇだろ……
俺らは戦闘無しで助け出す為にここに来た
けど、悪ぃ。
そんな話聞いたらいても経ってもいられねぇ。
『……悪ぃ、緑谷』
そう言い電話を切った
八｢轟さん？Aさんと爆豪さんどうでしたか？｣
八百万の言葉にギュッと苦しくなる
轟｢……八百万、緑谷達駅前の所にいる。お前はそこに向かってくれ｣
八｢轟さんｯｯ！！どこ行きますの！？｣
轟｢Aが……ｯｯ……まだあそこにいんだ……｣
悪ぃ、とそう一言言って俺は
人がごちゃごちゃいる所を抜けあの場所へ向かう
母親の個性を貰った？
父親を殺す気でいる？
だからあんな叫んでたのか？
青山の話じゃAは刺されたと聞いた
そんな中拉致され怪我も治ってないままなはずだ
それで父親と戦うなんて無茶にも程がある
呼吸がいつもより乱れる
それでも俺は走ることを辞めなかった
無我夢中で走り続けた
轟｢(……A、どうか無事でいてくれ……ｯｯ)｣
そう思いながらあの場所へつく
ﾄﾞｫｫｫｵｵｵﾝ
すごい音がし、見てみると
……あれ、オールマイトか……？
見たことの無い姿に驚いた
それどころじゃねぇ……
Aは……
轟｢………………ｯｯ！！！｣
ビルの中にいる彼女を見つける
敵に見つからないように奥から入り込む
近づくにつれて見えてくる
血だらけのAの姿
そして
俺の前でビルは崩れ始めた
轟｢…………は……？｣
嘘だろ……？
必死でAのいた場所まで走る
すると少しだけ周りの瓦礫が浮いてるのがわかった
まだ、
まだAは死んでねぇ……ｯ
個性で浮かしてることが分かる
けどだんだん瓦礫は下へと向かっていき
Aの体力がもうないことが分かり
ﾄﾞｫｫｫｵｵｵﾝ
落ちる前に俺は氷結でそれらを止めた
けど、間に合わなかった部分もあり
Aの足が下敷きになってしまった
轟｢Aｯｯ！！！！！｣
急いで足元の瓦礫を退ける
ずっと走ってたからか
感情がごっちゃだからか
過呼吸になる勢いで息が上がってる
轟｢なぁ、お前冷てぇよ……｣
俺はAを抱き抱える
轟｢……ｯ｣
Aの顔に俺の涙が落ちる
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すけ(プロフ) - わたあめさん» わたあめ様 すごい沢山コメントして下さってありがとうございます！オリジナル要素沢山出てきてるけどこれからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年6月23日 12時) (
レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 面白いです！ずっと 応援してますね！ (2019年6月23日 7時) (レス) id: cf2a0e4c93 (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - 鈴音さん» 鈴音さん ありがとうございます(^^)かっちゃんは中学の時のことあるから夢主ちゃんには逆らえない感じです(笑)轟くんイケメン突き通しますよ(*ﾟOﾟ*)頑張ります(^O^) (2019年5月18日 13時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - めちゃくちゃ面白いです！かっちゃんと夢主ちゃんが仲良しなのが面白いです。轟くん・・イケメンすぎる・・・！頑張ってください！ (2019年5月18日 7時) (レス) id: 52c2a508b7 (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - なかかさん» なかか様 うわああ！すごい嬉しいです！(*ﾟOﾟ*)実は書き溜めしまくってます(笑)嬉しい言葉盛り沢山でにやけました(^^)頑張りますね！ (2019年5月6日 22時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すけ | 作成日時：2019年4月28日 21時
