138話 ページ4
．
焦凍君がどんどんクラスの皆に
馴染んでいっている
それがすごい嬉しかった
カレーができみんなが揃うと
『『いただきまーーす！！』』
一斉に食べ始める
貴｢おいしいｯｯ！！！｣
轟｢詰め込みすぎじゃねぇか？｣
焦凍くんは私を見て笑う
貴｢焦凍くん変わったね｣
轟｢なにがだ？｣
貴｢前より丸くなった！！｣
轟｢体重変わってねぇぞ？｣
太ったって意味じゃない……
急にかましてくる天然っぷりは最近慣れてきた
奥からマンダレイさんの声が聞こえる
マ｢洸太ー！食事の時間よ！洸太ー？！｣
洸太くんは無視し山奥に行く
貴｢(どこ行くんだろう……)｣
貴｢焦凍くん！これ残り食べて！｣
そう言って私は洸太くんの足跡を追う
ついていくと星空がとても綺麗に見える場所へとつく
貴｢うわぁ！！綺麗だね！！｣
洸太くんは私の声にビックリし睨みつける
洸｢なんでいんだよ"ｯｯ！！｣
貴｢一人寂しいかなってついてきちゃった｣
私はヘラヘラしながら答える
貴｢すこしお喋りしない？｣
洸｢言ったろ、つるむ気はないって。俺の秘密基地から出てけｯｯ！！｣
貴｢かっこいい秘密基地じゃん！
私の秘密基地は小さいビルの屋上なんだ〜…｣
洸｢……ﾌﾝｯ……｣
私はそのまま話し続ける
貴｢1人になりたい時、落ち着きたい時、いつもそこに行って歌を歌ってたの。
私のお母さんね？父親に殺されたの。
父親はヒーローのふりをした敵だったんだ。
小さい時から親なんてのいなくてさ家族愛とか他の人からの愛情って言うのがわかんなくてさ
この目の傷、あざはお母さんに付けられた。
母親も父親も自分も個性もヒーローも敵も何もかも嫌いだった。消えてしまえばいいって思ったんだ｣
洸｢……じゃあ……なんでヒーローになんかｯ｣
貴｢んーー、そうだなぁ。
母親が死んだって知らなかった時、母親を守ってあげたかったんだ。
…けど、母親はもう殺されたって聞いた時
ヒーローになる理由がなくてさ？
でもある時、
私は周りの人達に守られてばっかだって気づいてさ
恩返しみたいなのをしたいなって思ったの
……友達や彼氏を守るため、
私と同じような人を増やさないようにする為かな
そのためにヒーロー目指し始めたかな｣
すると洸太くんのお腹がなり始める
緑｢お腹すいたよね、これ食べなよ｣
貴｢出久くん！｣
出久くんは洸太くんのカレーを持ってきていた
しかし彼はまた先程の目つきになる
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すけ(プロフ) - わたあめさん» わたあめ様 すごい沢山コメントして下さってありがとうございます！オリジナル要素沢山出てきてるけどこれからもどうぞよろしくお願いします！ (2019年6月23日 12時) (
レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 面白いです！ずっと 応援してますね！ (2019年6月23日 7時) (レス) id: cf2a0e4c93 (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - 鈴音さん» 鈴音さん ありがとうございます(^^)かっちゃんは中学の時のことあるから夢主ちゃんには逆らえない感じです(笑)轟くんイケメン突き通しますよ(*ﾟOﾟ*)頑張ります(^O^) (2019年5月18日 13時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
鈴音 - めちゃくちゃ面白いです！かっちゃんと夢主ちゃんが仲良しなのが面白いです。轟くん・・イケメンすぎる・・・！頑張ってください！ (2019年5月18日 7時) (レス) id: 52c2a508b7 (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - なかかさん» なかか様 うわああ！すごい嬉しいです！(*ﾟOﾟ*)実は書き溜めしまくってます(笑)嬉しい言葉盛り沢山でにやけました(^^)頑張りますね！ (2019年5月6日 22時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すけ | 作成日時：2019年4月28日 21時
