180話 ページ6
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相澤先生が5人を除籍処分にしていたと言って
私は焦ったしそれは絶対違う、と思った
口が先走ってしまった
貴｢私だって焦凍君来てくれなかったら死んでたんですよ！？｣
轟｢A……今……ｯ｣
轟君の声で私もハッとした
自分ですら何言ってるのか分からなかった
思い出せそうなのに……
轟君は『無理するな』と言ってくれた
とても悲しそうな声で。
貴｢(……ごめん、ごめんね……ｯ)｣
そして相澤先生はもう1つ私の記憶の事も話した
すると知らなかった人達はビックリしていた
耳｢……いつ思い出すんですか？｣
相｢……わか｣
貴｢分からない｣
相澤先生が話す前に私が答えた
相｢……以上、さぁ中に入るぞ。元気にいこう｣
相澤先生はそう言い先に歩いていってしまう
元気にいこうと言われても
このドヨーンとした空気じゃ明るくなんて到底無理なことだ
麗｢Aちゃんｯ！！｣
私がしゃがみ込んだままでいると
私の名を呼んだお茶子ちゃんは視線を合わせるように一緒にしゃがんでくれた
貴｢……所々忘れてる、でも所々思い出す。大事な事だけ、ボヤがかかってて思い出せないの。｣
麗｢……一緒に少しずつ思い出そう……！無理はあかんよ、自分と周りを傷つけるだけになるから。私に出来ることならなんでもするよ。
ほら、デク君もいるし、なにより轟君が強い存在でしょ？｣
私は強く頷いた
覚えてるよ、お茶子ちゃん。
いつも、お茶子ちゃんは私に温かくて優しくて心強い言葉をくれるんだ
そして後ろの方では
爆豪君が上鳴くんをアホにさせたらしく
そのお陰でさっきとは違ってとても明るい雰囲気に戻った
爆豪くんは1人スタスタ歩いていってしまう
貴｢爆豪くん｣
返事はしないが立ち止まってくれた
貴｢今の私は本当にこのままでいいの？｣
爆｢覚えてねぇ事を無理に思い出せって言う方がアホだろ。自然に思い出すかもしれねぇだろ。
だからそれまで深く考え過ぎんなってことだ。｣
そういい寮の中へと入っていった
自然に思い出せるまで焦らずにという事だろうか
そして先生は寮の説明をし
今日は部屋づくりとなった
貴｢(4階……お茶子ちゃんの隣の部屋かぁ)｣
なんて思ってると、
麗｢Aちゃん！！！隣の部屋やね！よろしくね！｣
貴｢うんｯ！｣
そうして夜までそれぞれ部屋づくりをする
部屋づくりも夕方くらいに終わり
少し仮眠しようと思い目を閉じる
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麗紅花(プロフ) - はじめまして。シリーズ１から小説を読みました！最高でラブリーでドキドキとワクワクでいっぱいになりました!更新楽しみです。頑張ってください!! (2020年8月9日 3時) (
レス) id: b338802f9d (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - 更新頑張ってください!!続きがとても気になるので！ (2020年5月2日 0時) (レス) id: cd08cf8264 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2020年1月27日 0時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すけ | 作成日時：2019年6月19日 23時
