186話 爆豪勝己side ページ12
爆豪勝己side
どこもかしこも空気が悪ｨ
半分野郎達はしょぼくれて空気がうぜェ
Aもあいつらを避けるように動いてる
その癖して表情は暗いままだ
爆｢………………ッチ｣
緑｢……！？か、かっちゃん！？｣
爆｢話しかけんな｣
それだけ言い捨て外に出る
爆｢…………！！｣
するとそこには
貴｢……あ……爆豪君｣
Aがいた
爆｢……んで、てめェもいんだよ｣
何となくこいつの隣に腰をかける
貴｢………………ヘヘッ｣
俺の質問は無視して気持ち悪ィ笑い方をする
爆｢……気持ち悪ｨんだよ｣
貴｢…………じゃあ、どうすればいいの？｣
さっきの不気味な笑い方から急に悲しい表情をし始めたこいつはまた口を開く
貴｢みんな、記憶のない私にこのままでいいって言うけどさ……傷つけてるの分かった上でそんなこと出来ないんだよ……｣
その悩みはこいつなりの優しさだ
昔からそうだ
爆｢……てめェはどこまで思い出したんだよ｣
貴｢…………………………どこまで……かぁ……
頭の中で顔の見えない男の子が出てくるの。
この目の傷も褒めてくれた。ビルで死ぬなって助けてくれた。
その相手の顔がボヤがかかって見れないの｣
爆｢……明日俺に付き合え｣
貴｢……はい？｣
爆｢朝10時半、ここにいなかったらぶっ殺す｣
明日は休みだからこいつが少しでも気が休まればと思い遊びに誘う
俺はそのまま寮の中に入る
すると
｢なぁ、爆豪｣
そう声をかけられ立ち止まる
振り返らなくてもわかる
爆｢……ンだよ、半分野郎｣
轟｢Aと何話してたんだ？｣
爆｢なんでもいいだろうが｣
なんも出来ねぇてめェが彼氏面してんじゃねェ
そう心で思いながら部屋に戻る
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
2ヶ月ぶりの更新です！
大変遅くなりすみません＜(_ _)＞
予定やら仕事やらで更新できずにいました(._.)
ちょっと話を忘れかけているので
またグダグダになりそうですけど
これからすこーしずつまた更新していきますので、よろしくお願いします！！
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麗紅花(プロフ) - はじめまして。シリーズ１から小説を読みました！最高でラブリーでドキドキとワクワクでいっぱいになりました!更新楽しみです。頑張ってください!! (2020年8月9日 3時) (
レス) id: b338802f9d (このIDを非表示/違反報告)
Flower(プロフ) - 更新頑張ってください!!続きがとても気になるので！ (2020年5月2日 0時) (レス) id: cd08cf8264 (このIDを非表示/違反報告)
柊(プロフ) - 小説読みました！！！ 面白かったです！更新頑張ってください！！ (2020年1月27日 0時) (レス) id: 9cb1ed3aee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すけ | 作成日時：2019年6月19日 23時
