96話 轟焦凍side ページ7
轟焦凍side
職場体験が始まり俺とAは
親父の事務所に決めた
夕方くらいに着いたのにも関わらず
これからパトロールをするらしい
歩いていると周りの男達は
Aを見ながら
『あの子体育祭の女の子じゃね？』
『めちゃめちゃ可愛いじゃん』
などと言ってるのが聞こえる
轟｢(あんまジロジロ見んじゃねぇ。)｣
少し苛立ちながらも
隣から視線を感じ見てみると目が合う
轟｢どうかしたか？｣
顔に出てたのか？と心配になり聞いてみると
親父が前を見ろと注意してくる
今日は何も無かったらしく
パトロールだけで終わった
エン｢ホテルの部屋1つしか取ってないが問題ないよな？｣
轟＆貴｢｢は？／え？｣｣
問題ありすぎだろ
轟｢何でひとつなんだよ！｣
エン｢……ﾌﾝｯ…お前ら付き合ってるのだろう？別に構わないだろう。｣
轟｢……ｯな！！！｣
エン｢明日からは朝に訓練してからまたパトロールをする。寝坊するんじゃないぞ。｣
なんでこいつが知ってんだよ
クソ親父はお見通しなんだとでも言うように笑いやがる
貴｢……とりあえず行こうか｣
そう言い向かう
部屋に入ると
貴｢わぁぁぁぁ！！すごいね！広いね！｣
子供みたいに騒ぐAを見て微笑ましくなる
しばらくしてAも俺も風呂に入る
俺が上がるとAは椅子に座って静かだった
轟｢A……？｣
近づき顔を見てみると
気持ちよさそうにスースー寝てた
こんな所で寝たら風邪ひくだろ
俺はベッドまで運び布団をかける
すると、腕を掴まれた
貴｢……い……かない……で……｣
寝言か？
うなされてはいねぇみたいだけど
少しその言葉が気になり俺も一緒のベッドに入る
左のAの傷に触れる
俺とは違う傷
火傷の痛みならわかる
アザが残るほどカッターの切り傷が残るほどの痛みなんて想像もできねぇ
ただ、この傷の何十倍も何百倍も
心は深い傷を負っているはずだ
俺は瞼にキスをする
轟｢……俺が守ってやるから｣
らしくねぇなんて分かってる
こいつの前だと尚更自分らしくなんていられねぇ
小さな体を抱き寄せ俺もそのまま眠りにつく
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透花優音 - 107話、「八百万」が「八百屋」になってますよ！！（（いまさらすいません (2020年5月11日 18時) (
レス) id: 780ff5f69c (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - わたあめさん» ご指摘ありがとうございます！すぐ直します<(_ _)> (2019年6月22日 11時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
わたあめ - 108話の切島くんのセリフ。クラスでも機動力のいいやう固まったなぁ！と、なっているのですがクラスでも機動力のいいやつ固まったなぁ！ではないでしょうか。 (2019年6月22日 10時) (レス) id: cf2a0e4c93 (このIDを非表示/違反報告)
すけ(プロフ) - ヨモギさん» ご指摘ありがとうございます！すぐなおします！ (2019年5月3日 22時) (レス) id: f18d427944 (このIDを非表示/違反報告)
ヨモギ - 131話の、峰田の漢字ちがう。 (2019年5月3日 21時) (レス) id: 50935d5c09 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すけ | 作成日時：2019年3月22日 19時
