不器用な私たち (ページ7)

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7. you ページ7

しばらくすると、テソンがちょっとタプのところに行ってくる、とタプの元へ行ってしまったので、私は一旦トイレへ向かった。

ところが用を済ませて個室から出た瞬間、私はびっくりしすぎて、飛び上がってしまった。目の前にジヨンがいたのだ。

「ご、ごめんなさい！」

まさかメンズのトイレに入ってしまったなんて！
私は慌ててトイレから出た。しかし振り返ってトイレのドアを見ると"WOMEN"と書いてある。
間違えたのは私じゃない、ジヨンだ。

コンコンとドアをノックして、もう一番トイレへ入ると、ジヨンはもう個室に入っていた。

「すいません、ここ女子トイレですよ。」

声をかけても、ジヨンからの応答はない。個室は2つとも鍵が開いている。

「…ジヨンさん？」

名前を呼んでも返事がない。私は不安になって、個室のドアを２つともノックした。

「大丈夫ですか？」

すると、急に片方のドアが開き、ジヨンが出てきたかと思うと、ジヨンは女子トイレの入り口に鍵をかけた。

…え？

ジヨンはその足で私を個室の中に連れ込み、いきなりキスをした。

「…ちょっ！やめてくださ…んっ！」

状況が理解できなかった。ジヨンからの強引なキスから逃げようと必死に抵抗しているのに、ジヨンの力に敵わない。

やだ、助けて！

涙が出そうになって、助けて！と叫ぼうとした瞬間に、床に散らばっている白い粉が目に入った。さっき私が入った時は、こんなもの無かったはず…まさか。

「ジ、ジヨンさん？」

私が名前を呼んでも、ジヨンの耳には届いていない。目は虚ろなのにギラギラとしていた。

どうしたらいいの。…テソンに言わなきゃ。

そんなことを考えているうちに、ジヨンはあっという間に私の服を脱がせて、無理矢理私の中へ入ってきた。

「いやっ！やめて！！！」

私の抵抗もむなしく、私はジヨンに襲われたのだった。