birthday (ページ3)

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can't ページ3

テ「ありがとう…。本当にありがとう。」

テソンは写真を眺めながら幸せそうに笑っていた。

「喜んでくれた…？」

テ「こんな嬉しいプレゼント初めてだよ。僕の家族にはいつ会いに行ったの？」

「2週間くらい前にこっそりね(笑)ごめんね、勝手にひとりだけ会いに行っちゃって…。お母さんもお父さんもオンニもみんな会いたがってたよ」

テ「そっか。これ、ここに飾っていい？」

ベッドの横にあるテソンと私のツーショットの写真立ての横に、テソンがそっと置いた。

「素敵。テソンがあんまり頻繁に会えないから、みんなの顔をいつでも見られるようにと思って作ったの。本当は私まで写るつもりなかったんだけど、お母さんが一緒に写りましょうって言ってくれたから…」

作ってよかったな、と並んでいる写真立てを見て思った。

テ「A」

名前を呼ばれてテソンを見た瞬間、テソンの温かい唇が触れた。

テ「大好きだよ」

「…私も///」

生理のせいで頭がぼーっとしているのに、テソンからの甘いキスで私は何も考えられなくなりそうだった。

そんな私にテソンが何度も唇を落とす。

「んっ…」

苦しい…

テ「…駄目だ！」

と突然テソンが離れた。

テ「このままじゃ僕我慢できなくなる(笑)」

その言葉に思わずふふっと笑ってしまった。
可愛いな～なんて思ったりして。

「ごめんね」

テ「…終わったら覚悟しといて」

急にグッと顔を近づけて、男らしい顔でそんな事を言われたからドキドキした。こういう時のテソンの色気、かっこよすぎるんだもん…//

恥ずかしくなって布団にもぐると、テソンがははっと笑った。

テ「A、それ誘ってるの？(笑)」

「誘ってないです…」

テ「さっきからずっと我慢してるんだからそんな事しないで」

テソンが私の布団を剥がして、またキスをした。

このまま息が出来なくて死ぬんじゃないかと思うくらい、長いキス。