【名探偵コナン】トリップした記憶喪失の謎の美女の恋愛2

貴方サイド続き　見惚れる程白い服 ページ5

彼は中森警部に不敵な笑いを見せ、煙幕を床に投げ捨てる。

それにより騒ぐ警察官達と、蘭ちゃんと園子ちゃん。

松田「くそっまた煙幕か！」

安室「皆さん慌てないでください！」

中森「そうだ慌てるな！ここに逃げ場は…」

そう中森さん達が言うと

ガチャと音がして、一気に煙が流れて行く。

そして完全に無くなった時には、キッドも宝石もいなかった。更には封鎖されていたはずのドアは開いている。

萩原「あっ！扉が開いちゃってる！」

コナン「くそっ！」ダッ

コナン君が走り去る。

蘭「あ、コナン君！」

伊達「俺達も行くぞ！」

そして皆んなもそれを追いかける。私もそれに続こうとしたら

パシッと誰かに後ろから掴まれた。

そう思った次の瞬間私は誰かの腕の中にインした。

後ろを見ると、さっきの彼の変装姿の警察官がいた。

警察官？「すみません。貴方さっきキッドと目が合っていましたよね？事情をお聞かせ願えませんか？」

と警察官？は言う。

貴方『何のつもりですか…怪盗キッドさん。』

私がそういうと一瞬驚いたが、すぐポーカーフェイスになり、何の事だと聞いてきた。

貴方『普通…警察なら泥棒捕まえるの優先しますよ…』

自分から警察と言ったとはいえ、また流れる黒い物。どれだけ警察嫌いなんだ…

私がそう思っていると、急に浮遊感を抱いたと思ったら警察官姿の彼に姫抱きにされていた。

彼はそのまま走り出す

貴方『うぇ！？ちょっどこに連れてくんですか！』

私は未だに私を抱いたまま、階段を駆けあがる彼に聞く。

キッド「あそこは貴方と話をするには危険なのでね。場所を変えさせてもらいます！」

そう告げる彼は、もうさっきまでの警察官の顔じゃなくて、黒羽快斗になっていた。

私は落ちるのが怖くて、抵抗ができず、連れてこられたのは屋上だった。

屋上についたら私をゆっくり降ろす彼。そしてポンっと白い煙がでたら目の前には、白い彼。

貴方『うわーほんと白い服ですね…。』

あまりに綺麗なその白にそう少し、見惚れてると

キッド「先程は失礼。綺麗なお嬢さん。確かに私は怪盗。貴方のあまりの美しさに見惚れてしまったただの怪盗です。」

そうキッドは告げると一本のバラを出す。

貴方『わーマジックって間近で見た事ないから新鮮です…』

私は薔薇をじっとみつめる

キッド「それは喜んでいただけたようで、良かったです。」

そう話しながらキッドは宝石を上に掲げる。

あぁパンドラかどうかを確かめてるのか…。

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