ジンサイド 黒が合わない女 ページ17
あの女の事について調べたが、普通の情報しか出てこなかった。
綺麗すぎるグレーといった所で、気になるといえば両親は探偵だということくらいか…。まぁその両親は海外に行ったらしいがな。
俺はそんな事を考えながら女の帰りをまった。
すると暫くして買い物帰りの女が帰ってきた。何故此処にいる？と言って来たから、嘘をつくと、家に入ろうと鍵を開けた瞬間中に押し入る。
中はシンプルだったが黒色の物が多く、此奴には合わねぇと思いながら酒があるか聞いたらないらしく、それに舌打ちをしていると
貴方『何か用なんですか？後、見知らぬ女性の部屋にあがっちゃって平気なんですか？彼女さん怒りますよ。』
と言ってきた。
俺に女はいねぇ。いるとするなら…
ジン「…俺の女なら此処にいる。」
目の前にいる此奴だけだ…。
そう思っていたら此処に人間は俺と此奴の2人だけで俺の女はいないと言い出しやがった。
こいつ…バカか？
いや、ハッキリ言わねぇとわからねぇ鈍感って所か
ジン「チッ」《めんどくせぇ》
貴方『あ、あの〜帰ってもらっても？私これから夕食の準備が…』
ジン「てめぇは客に茶も出さないで返すのか」
貴方『うっ！ち、違いますよ…はぁお茶ですね。今入れますから飲んだら帰って下さいよ？』
女はそう諦めたように言いながら台所に向かう。
俺は女に気づかれぬよう静かに近づき、
ジン「おい」
と声をかけるといきなり近くで声がしたから驚いたのか、身体をびくつかせ、こちらを見てきた目は真丸と開いていた。
その目に見つめられ、心臓が騒ぎだすのがわかる。
貴方『びっくりした…どうかしました？』
女は少し心配げに俺を見つめてくる。この俺を心配するとはな…
ジン「他人より自分の身を案じたらどうだ。」
貴方『へっ？』
ジン「男を無防備に家にあげる女がどこにいる」
貴方『いや、貴方が勝手に入ったんでしょ！？』
睨みを効かせて聞いたが、やはり女は臆する事なく、俺に意見を述べてみせた。
やはり面白れぇ女だ。
俺はそう思いながらジリジリと女を壁際に追いやってついにはトンッと女な背中が壁に当たる。
貴方『あ、あのお茶入れたいんですが…』
この状況でまだそんな事を言うとは…どうやら本物のバカらしい。
貴方『あの？ジンさっ』
俺は女の手首を掴み俺の元へ引き寄せ、首元にキスを落としそのまま俺の物だという印を付ける。
貴方『いっ！ジンさん痛いです！』
その間女はそう言いながらもがく。
うるせぇ…
貴方サイド いやどういう状況！？→←貴方サイド まじですかい兄貴
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ツバキ(プロフ) - めちゃくちゃ面白いです！！完結と表記されてますがこれで終わりなのでしょうか？！すごく続きが気になるので連載頑張ってください！！応援してます！！ (12月31日 13時) (
レス) @page21 id: b2e58f839d (このIDを非表示/違反報告)
桜彩 - 続きが楽しみです！頑張ってください！ (2021年8月26日 21時) (レス) id: 24c86a42de (このIDを非表示/違反報告)
まゆ(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張ってください！応援しています！ (2021年5月3日 12時) (レス) id: caa5a8f062 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - 服部くんが早く出てほしいです。もちろん、応援しているので、続きを書いてほしいです。 (2021年3月21日 14時) (レス) id: 9b7223f398 (このIDを非表示/違反報告)
花音 - 初めまして♪凄く面白かったです( ≧∀≦)ノ続きがとても気になります( ;｀Д´)これからも応援してます(^○^) (2021年2月12日 1時) (レス) id: c9954f1e86 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：toboku | 作成日時：2020年12月10日 17時
