貴方サイド 怪しすぎる ページ5
沖矢さんに私の保険証に乗ってる住所が、沖矢さんの家の前だと聞かされた時はついゼロへの怒りで低い声をだしてしまった。
しょうがないよね!?だって沖矢さんの家って事は、あの“工藤邸“の事で、更にはその隣にはあの死神がよく訪問する“阿笠博士“の家があるんだよ?
しかもあんな怪しい会話聞かれて、名前までしられて絶対調べられる…何もなかったら何もなかったで、絶対さっきの事について聞かれる。
貴方《トリップそうそう詰んだ》白目
てか普通の女子がこんな場面になったら、貴方怪しすぎますからね!一般人があんな一瞬で、名前どころか、住所見るなんてやばすぎるでしょうが!
沖矢「ありがとうございます。実は私サバイバルゲームにハマってまして、その影響で一瞬の出来事も見逃さない癖がついてしまいまして…」
貴方『へ、へー《癖ねぇ…まぁそういうことにしよう。変にかまかけるとこっちが揚げ足取られるし。》でもそう言うのやめた方がいいですよ。プライバシーの侵害ですし。』
沖矢「以後気をつけます。所で話を戻しますがこんな所で何を?」
話を戻された…。何をって「トリップしてその事について説明受けてました!」なんて言える訳ないからとりあえず、
貴方『引っ越してきたは良いものの、慣れない道に迷子になってしまいまして…それで休憩がてらこの河川敷に寄ったんです。そしたら“ボス“から電話があって、ちょうど良いから道を聞いていたんですよ。』
と私はあえて自分からボスという単語を出しながらありそうな嘘をついた。すると沖矢さんは目を開いてきた。多分言うと思ってなくて驚いたんだろう。
貴方『うわっ綺麗…』
つい声に出てしまってハッとなる。アニメで見た時から思っていたが、沖矢さんもとい赤井さんの目は綺麗だった。さらに夕日が反射してる事でもっと綺麗に見える。
貴方『あ、すみません。目が綺麗だったものでっ…て大丈夫ですか?お顔が赤いですよ?』
沖矢さんは何故か顔が赤かった。夕日のせいだろうか。
沖矢「ハッい、いえ大丈夫です。ところで、そのボスというのは?」
ならいいか。それよりやっぱりその質問が来たか。
だが私には秘策がある。でなければわざわざその単語は出さない。
貴方『あぁ〜彼奴ですか…。彼奴は…私にとって命よりも大事な人ですよ』
と私は悲しげな表情を見せながら、夕日の方を見てやった。
これなら訳ありだと察して、今は深くは聞かないだろう。
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toboku76(プロフ) - ぷぅ様。忙しい中のお返事ありがとうございます!はい!楽しみにしていて下さい! (2020年12月16日 21時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - なるほど、そうだったんですね(#^.^#)これからも更新楽しみにしてますね(*^^*) (2020年12月16日 21時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
toboku76(プロフ) - ぷぅ様。コメント、ご指摘ありがとうございます!苗字を一度白井に変えたんですが、やっぱり宮城がいいなとなった時の名残が残ってしまっていたようですね。助かります! (2020年12月16日 12時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
ぷぅ(プロフ) - 初めてのコメントで失礼しますが、世良サイドの違和感のページで主人公の名字が宮城なのに宮城の名字から白井に変わってたりしてますよ(´∀`) (2020年12月16日 1時) (レス) id: b4f5c0261e (このIDを非表示/違反報告)
toboku76(プロフ) - あかいも様。コメントありがとうございます。更には好きと言ってくれた事、更新を楽しみにしてると言ってくれた事、労いの言葉をくれた事に深くお礼申し上げます!頑張ります! (2020年12月3日 22時) (レス) id: 94e10f3f95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:toboku | 作成日時:2020年12月1日 21時